ツリバナが見られましたが広い葉の個体と細い葉の個体があり、広い方をヒロハツリバナと思うほどです。
まだ開花していない段階でつぼみです。しかし、がくの様子を観るとツリバナかヒロハツリバナかが分かります。このつぼみはよく観るとがくが５枚数えられましたからツリバナになります。ヒロハツリバナは４数性です。
こちらが多く見られたタイプの葉を持つツリバナです。幅が前者に比べとても狭いのが特徴です。どこに行っても自然は一筋縄ではいきません。同じ種でも同じ場所でも見える顔が異なるものが実に多くあり教科書的にスパッと割り切ることはできないものです。