極端に細い葉のミチノクエンゴサクです。坂戸山山麓で出会ったもんですが数m範囲でこのタイプの個体が見られました。坂戸山山麓にはミチノクエンゴサクがの個体群密度が高く特異です。また花穂が大きく花数も多い個体がたくさんあります。
このような変異を確認したのは初めてです。狭い範囲でそれもほかの個所では確認できませんでしたから、局所的に生じた個体変株と考えています。どんな種でも形態の変化が生じてそれが消滅したり新しい形質として固定し新種になっていくということが起こっているのだと思います。これもそのうちの一つなのでしょうか。