見慣れた「ような」ネコノメソウがありました。花の季節ではないので「ような」にしましたが、この大型なネコノメソウはホクリクネコノメソウかボタンネコノメソウしかないといわれています。ボタンネコノメソウは西日本に自生するものですし、この仲間はいずれも日本海側に分布する種とされますから、どちらかというと太平洋側になる井戸湿原に見られるのは果たしてどうなのでしょうか。
この大きめな葉の広がりはホクリクネコノメソウでよいのではと思います。いかがでしょうか。井戸湿原は海抜1200mを越す高地で積雪もある程度はあると思います。ここは日本海側の環境とかなり類似しているのではないでしょうか。