見慣れないセリ科植物のお出ましです。主に1000m以上の高山に時々見られる大型の種です。県内ではごく少ない採集記録しかなくほとんどが県境の高地です。糸魚川の海山渓谷の散策道の生育は少し特異な場所になるのでしょうか。出会った場所が渓谷の水が流れる近くでそそり立つ絶壁にも近いので上から落ちてきて生育している可能性もあります。
アカシデの大木です。県内ではアカシデに似たものにイヌシデがありますが、イヌシデは分布が限定され、県を三等分すると主に中央部に限られますが、アカシデは全県的に見られる種です。個体数が特に多いわけではありませんが、低山帯を中心に生育しています。
イタヤカエデの仲間には似たものが多いのですが、オニイタヤの葉は先端が鋭く尖るのも特徴の一つです。県内にはアカメイタヤという品種もあり新芽の赤い色が特徴ですが、オニイタヤにはそのような性質はないようです。
高山にはイワカガミが自生しています。時折オオイワカガミかと思わせるような大型の葉を持つ個体もありますから、かなり連続的な分布をしているのかもしれません。低山里山で見るオオイワカガミは生育がよく花数がかなり多い個体がありますが、この個体の花数もそこそこの数はあるようです。