山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

奥山にたたずむアケボノソウあり

2010-09-30 20:29:33 | 植物
 先日、浜松市水窪町の山奥を訪ねたとき、林道に沿ってアケボノソウの群落が迎えてくれました。
 花びらの黄緑色の二つの斑点は蜜を出す蜜腺だということで、アリさん3匹が訪問していました。
 ふつう、蜜は花の中央にあることが多い中、花びらに蜜腺があるというのは珍しいともいえます。
 そしてその先端の紫色の斑点模様は、暁の星をデザインしたものと名付け親は考えたのでしょう。なんとも、ロマンティックな花です。
 一見すると、見過ごしてしまうほどですが、この花の斑点サインを見てしまうと、われわれも昆虫になった気分で花に近づいてしまうのです。
コメント (2)
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