わが集落の水源は近くの沢の水だ。
月ごとの水道当番が様子を見に行ったりするのだが、春や夏はヤマビルが暗躍する場所だ。
沢の水を集落まで配管したり道を作ったりは、基本的には行政ではなく、集落の人の無償の労働によるのである。
先週、水源からの林道を生コンで舗装する作業を集落総出で行った。
平日なのでサラリーマンは参加できないが、出席率はかなり高いのが驚異だ。

狭い林道なので生コン車はUターンできない。
運転手はバックで長い距離の現場まで生コンを運ぶ。
命がけである。

作業は、生コンをおおまかに均す作業と仕上げの作業とに分かれる。
昔お嬢様だった女性も男に混じって生コン地獄で同じ作業をする。

役所から借り受けた仕上げの道具で、きれいにしていく。
これで乾けば完成である。
イノシシや鹿たちがすぐこの上を歩けば、犯人は特定されてしまう。
朝8時から午後3時までの強行軍である。
都会ではまず考えられない光景である。
しかし、住民自治という視点で考えれば、この作業の意味するものは深いのではないかと思う。
現代のおまかせ行政・政治が忘れてしまったシーンがここに生きている。
月ごとの水道当番が様子を見に行ったりするのだが、春や夏はヤマビルが暗躍する場所だ。
沢の水を集落まで配管したり道を作ったりは、基本的には行政ではなく、集落の人の無償の労働によるのである。
先週、水源からの林道を生コンで舗装する作業を集落総出で行った。
平日なのでサラリーマンは参加できないが、出席率はかなり高いのが驚異だ。

狭い林道なので生コン車はUターンできない。
運転手はバックで長い距離の現場まで生コンを運ぶ。
命がけである。

作業は、生コンをおおまかに均す作業と仕上げの作業とに分かれる。
昔お嬢様だった女性も男に混じって生コン地獄で同じ作業をする。

役所から借り受けた仕上げの道具で、きれいにしていく。
これで乾けば完成である。
イノシシや鹿たちがすぐこの上を歩けば、犯人は特定されてしまう。
朝8時から午後3時までの強行軍である。
都会ではまず考えられない光景である。
しかし、住民自治という視点で考えれば、この作業の意味するものは深いのではないかと思う。
現代のおまかせ行政・政治が忘れてしまったシーンがここに生きている。