山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

野菊の迷宮

2014-10-28 22:57:55 | 植物
 先日、近くの国道を散歩したとき、道端に野菊の種類が多いことがわかり、そのうちのいくつかを摘み取ってきた。
 「リュウノウギク」は、葉をちぎって揉んでみるとお香のような上品な匂いがする。
 「龍脳」は高価な香だったようだ。

 
 地元には「アキハギク」という目立たない野菊があるが、地元の人でも知る人はめったにいない。
 愛知と遠州の地域限定だが、けっこう身近にあるようだ。

                     
 白色の「ヨメナ」のようだが、「シロヨメナ」とも違う気がする。
 まだ名前のない「ノコンギクの雑種」に近い。
 『日本の野菊』という図鑑があるが、見れば見るほどわからなくなる。

       
                  
 画像では花の紫色が薄いが、実際はもっと濃い色をしている。
 「ヨメナ」の仲間らしいが、葉の形が違うので確定ができないでいる。

 かようにして、秋の野菊ラリーはいつも迷宮入りとなる。
 それほどに、野菊の多様性が道端に溢れているということだ。
コメント (4)
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