山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

畑のなかの元気な野草

2014-10-10 20:37:35 | 植物
 畝づくりがすすむと雑草の面積が小さくなっていく。
 そんななかでもしぶとく生き残っているのが、「ヤブマメ」だ。
 花が小さいのでつい見過ごしてしまう。

                     
 ツル植物はしたたかな植物なのだ。
 どんな強烈な台風が来ても生きていられる。
 今は花が終わりかけ実をつけている。
 立派なマメ科であることがわかる。

        
 ヤブマメが絡みついていたのが、「ノハラアザミ」だ。
 夏に咲く「ノアザミ」との違いがわかりにくい。
 秋咲きの「ノハラアザミ」は、総苞に粘りがないと言われるが、ときどき粘りを感じてしまいわからなくなるときもあった。

 「ノハラアザミ」は、「ノアザミ」より花の数が多い気がするし、やや花の大きさが小さい。
 畑のあちこちで猛威を奮っているので、最近は邪魔なものだけは駆除することにする。

                    
 花もすっきりだが、茎の姿勢が凛としている「アキノノゲシ」が咲き出している。
 ハルノノゲシよりシンプルな花なのがいい。
 色も淡黄色なのも自己主張を控えているジャポニスムを感じる。

     
                       
 いつのまにか、1本だけ「ホトトギス」が咲き出した。
 紫色の華やかさはさすがだ。
 そういえば背後の道草山には「ヤマジノホトトギス」が咲いているはずだが、まだ確認していない。
 紫の斑点がかなり差がある。

 農作業に終われるとつい、こうした野草の美しさが忘れがちになる。
 
コメント
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