山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

しあわせはいつも うしろから

2014-10-03 21:36:11 | ポエム
 ETVの子ども番組「フック ブック ロウ」の主題歌がいい。
 「福袋」という意味合いもあるらしく、内容が福袋そのもの。
 山川啓介作詞「青空しんこきゅう」というタイトルだ。
 その歌詞の深さについうなづきながら聞き入ってしまう。

                    
 「はしっても あるいても
 地球のスピードは 同じです。
 あせっても のんびりでも
 ちゃんと あしたはくるんです。
 いそぐときほど くちぶえふこう
 かなしいときほど にっこりえがお
 フック ブック ロー
 しあわせは いつもうしろから」

                    
 農作業をやっているとやることが多くて、あっという間に明日になってしまう。
 人生がいかに短いかを痛感する。
 そう思うと焦りも出てくるが、自分のスタンスが大切だと思う。
 走馬灯のように過去の雑念がよぎるが、いつのまにか野菜・雑草たちに囲まれている。

                     
 「フック ブック ロー
 おいついてくるよ。
 だからここらで そよかぜを あおぞらを
 ちょっと 深呼吸」

 そうだね。
 青空に向かって深呼吸をしようね。
 戦乱と権力のはかなさを見てきた、老子や荘子の世界でもある気がする。
 仏教の輪廻、循環思想そのものでもある。
 黒マルチをやっと終えて、農業の多様性は「世界」の多様性でもあることをつぶやいてみる。 
 
 
コメント
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