山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

小集落を束ねる氏神様の祭り

2014-10-20 21:26:08 | 出会い・近隣
 一昨日はわが集落の神社の祭礼と直会。
 昨日は近隣に散在する山の小集落を束ねる神社の祭礼。
 忙しい人は4日間くらい終日かかわってしまうことになる。
 杉の大木が林立するなかのつつましい山里の祭りだ。

   
 朝の8時に甘酒づくりの当番で集合する。
 当番は9年ぶりだというがマニュアルがないので細かい作業に戸惑う。
 号砲の花火の轟音が天を奮わせる。
 
                  
 神事が始まり宮司を中心に集落の顔馴染みの行列が本殿に向かう。
 甘酒の素30kgが入った甘酒を参列者に振舞っていくが、かなり余ってしまう。
 参列する人の顔のほとんどがわかる小さな祭りを支えているのは40歳代以下の「青年」だ。

            
 ゲームや出店も数えるほどしかないが、子どもらは嬉々としている。
 地元出身者の子ども、つまり孫がやってくる。
 そういう参加者がいないと子どもの姿を見失う。

   
 午後には恒例の「福引」が行われる。
 一等は冷蔵庫という豪華さだ。
 余った甘酒を一升瓶に詰めて急遽景品にする。
 フィナーレは餅投げでしめくくる。

 山里の祭りはじつにつつましい。

 

 
                    
コメント
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