山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「山の楽市」は雨天決行

2016-04-17 20:43:04 | 春野山の村
 「春野山の村」で行われた「山の楽市」は雨天決行となった。
 前県立宿泊施設だったこともあり屋根付きの広い「創作棟」で縮小して開催される。
 今回の特徴は雨天にもかかわらず、スタッフの若者の参画が多かったことで活気あるイベントとなった。
 ひょうたん工作コーナーでは演奏も行われ、若者の自然体の空気が行事をおだやかにした。

                             

 
 同じく、ツリークライミングも会場中央で行われたり、樹の伐採や丸太切りなどのパフォーマンスも行われた。
 また、いつもはおばさんたちが担ううどんづくりや天ぷらなどの厨房も若手の姿が目立つ。

                             
   
 さらには、若手の木工アーティストや絵本作家や無農薬にこだわる「ひだまり農園」の若手主婦らも、山里のイベントを支える。
 都会中心主義の風潮では少数派かもしれないが、のびのび生きている姿がそのまま過疎を元気にしている。
 この力がより地域を揺るがす戦略が必要だ。

                              
 
 一方、高齢者を中心に塩づくりを活動している「沖ちゃんクラブ」は、毎年参加してくれている。
 市内の中心部から山間部へはるばる来てくれる意欲と実直さに頭が下がる。

 主催した「NPO法人はるの楽校」事務局の若手の活躍が、雨も過疎もしのぐ希望をなんとか開いた気がする。
 地元のサポートもしっかり行われているのも心強い。
 これらの力が周辺の集落にどう波及させていくかが課題となる。
 熊本の災害に心傷むが、このイベントを支える地域力が困難を越えるパワーとなることを疑わない。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする