山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「さくらコンサート」を支える

2016-04-03 16:31:45 | 市民活動・まち育て
 「さくらコンサート」の魅力は、「見る・聴く・食べる・出会う」という要素がそろっている。
 そのうえさらに、出店した売店から「買う」という楽しみも逃せない。
 当初は数店だった地元の店がいまでは10店近く並ぶ。

                          
 かご職人の梅沢さんとその弟子が作った篭が人気だった。
 そこには、足が悪い梅沢さんはいつ仕事を止めようかと迷っているとき、若い弟子と出会い後継者を確保していく物語がこめられている。

   
                        
 去年から始まった茶農家3軒からのお土産も魅力だ。
 それぞれお土産の意匠を工夫しながらお互いが高めあっている効果も産んでいる。

        
 いつも完売している手作りパンも今回もすぐに売り切れた。
 もっと売れるのにあまり欲を出さないのがまたいい。

                         
 山猿さんの木工品もイスや机は見事に完売。
 わが家もイス2個とムクロジで作った首輪を購入。
 山猿さんも儲けを度外視して趣味の延長線だと良心的価格を維持してくれている。

 わが集落からハルばっぱの「はりはり漬け」を初めてだしてもらって完売。
 山奥の梅沢さんの集落からも自然農の小豆や大豆を初めて出店してくれた。
 こうしたささやかな動きが蓄積されていくことの意味が大きい。
 
コメント (2)
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