山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

コーヒーで暖を取る

2017-01-23 20:50:03 | 特産品・モノ
 寒さが気になるある日の午後、品のいい長老が颯爽とやってきた。
 そしておもむろにコーヒーを取り出して、「飲んでみて下さい」と言い残してあっという間に消えていった。
 珈楽庵の珈琲だった。

                             
 珈楽庵と言えば、春野町のホープである宇野茶園の紅茶をメニューに入れてくれた浜松東区にある喫茶店である。
 オーナーと春野をつなげてくれたのがこのダンディな長老なのだ。
 夕方、さっそくお湯を注ぎ炬燵にあたりながら飲み始める。
 ちなみに、コーヒーカップは前職場の仲間からいただいた手づくりの作品だ。

                              
 香りもコクも素晴らしい。
 淹れたての珈琲が心身に駆け巡る。
 寒風の中で作業をしていたのでよけい暖かさが伝わる。
それになによりも、遠方からやってきた長老の心意気が沁みてくる。

       
 南米・アフリカの珈琲をブレンドした「フェアトレード有機珈琲」を入手した。
 製造者は神戸のトーホー。
 フェアトレードは発展途上国の生産者・労働者支援や環境保全につながる。
 最近、天竜区内でフェアトレードコーヒーをイベントや路上で販売する学生が出てきたのが頼もしい。

                                 
 ついでに、藤枝産のペットボトル「藤枝かおり」の緑茶を飲む。
 やはり淹れたてのお茶にはまだまだ距離がある。
 ただ、こういうチャレンジしていく精神が素晴らしい。
 デザインといい、キャッチコピーが秀逸。
 「その香りは花のように甘く、その色はやわらかな黄金色、その味わいは、深くまるみをおびている。」
コメント
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