河川を決壊したり、溢れたり、土砂崩れを起こしたりして大暴れのこの大雨。千葉では半日で1か月分の雨量を記録したという。断続的にわが家の周りも雨の踊りが盛況だ。おかげで畑作業が休業中。ますます遅れに遅れる農作業に諦めと安堵とが交差する。そんな夕刻前、立派な円弧を描いた虹が掛かった。大きすぎて📷に入らない。
そういえば、虹はなぜ「虫偏」なのだろう。調べてみると、中国では虹は「天空を貫く蛇」を表すという。右の「工」とは、穴を開けて貫くという意味だそうだ。
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英語の「虹」は「雨の弓(rainbow)」、仏語は「空にかかるアーチ(arc-en-ciel、アルカンシエル)、と国によって受け止め方が違うのが面白い。自然の持つ二面性につくづく思い入る虹だった。