ジャケツイバラの絶好の季節だ。道路際でしっかり見える定点観測場所に行く。ここでは一部伐採されたようだったが残された部分が頑張っている。来週からが満開となるはずだ。花冠の形がわかりやすい。下から上へ円柱状に花が咲いていく「総状花序」であるのがわかる。
ジャケツイバラを初めて発見した場所に行く。ここは陽当たりがいいのか満開だった。車を止めてジャケツイバラを眺めているオイラたちを不思議そうに何台かの車が通り過ぎる。
赤い雄蕊が下向きに見える。雌しべは隠れていて肉眼では見られない。ジャケツイバラは崖の上のほうにしか見えないのが多いのに、ここは道路際から身近に見えるのが素晴らしい。それでも何年か前に伐採されてしまったたことがある。
「天然の鉄条網」の花は美しい。ジャケツイバラのかぎ爪は外すのにとても苦労するらしい。
わが家の茶園畑の若芽もそろそろ出番が来ている。近所からはお茶の刈り取る機械音がこだまする。わがやの畑は寒風のたまり場のようで他より収穫が遅い。管理者もわが家が最後の収穫になるという。
来週半ばから後半に収穫が始まるとみる。オイラと年齢が変わらない長老がいまだ現役で重い茶刈機を朝から夕方までフル稼働している。恥ずかしい思いでいつもその刈り取りを眺めている連休明けなのだ。