山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

冬の大工仕事はツライよ

2017-01-10 20:12:37 | 屋外作業
 古民家の床下換気口はコンクリートではなく木材で設置していく。
 まずは床下に溜まってしまった枯葉を掃き出す。
 床下の湿気をとるために木炭をばらまいているので、枯葉の存在は危険極まりない。

                                  
 設置のための支柱は寝ながらでないとビスがしっかり止まらない。
 そのため使えなくなった袋を地面に敷いて、自動車の下を潜る体勢の要領でビスを打ち込む。
 7cm前後の長いビスを使用するので事前に電動ドライバーで穴を開けておくと、スムーズにビスを挿入できる。

      
 難しいのはやはり柱の礎石に合わせて木をカットしなければならないこと。
 礎石は高さも長さもそれぞれ違うので現場合わせを何度もやらないとうまくフィットできない。
 ここだけでもヤスリ・ノミ・のこぎり・カンナ・差し金などが動員される。

                                  
 一箇所作るのに二日もかかってしまう。
 午後は日陰になるので寒風が吹きすさぶ中でやらなければならない。
 でも、労働時間が短いので無理はしていない。
 あまり背伸びしないでやるので、気がついてみると事態は進んでいる。
 やっと完成した瞬間は、因数分解の答えが解けたようにフィットするのが小気味いい。

                                  
 あと3ヶ所作ればとりあえず目途がつく。
 足場が悪いのが気になるがふだんなかなか目が届かない所なので、ゆったりつきあうことにする。
 3年ほど前、川崎の知り合いからいっぱいいただいた板が役に立っている。
 垂木の端材は近くの製材所からいただいてきたものだ。
 おかげで木材を買わないでゴールできそうだ。
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