鶏を飼っている近所から和宮様にたくさんの卵が献上された。数えてみると40個もあった。こんなに大きな卵ケースは見たこともないし、その数も半端ではない。今までときどきいただいていた卵は和宮様じきじきのご手製の「まやく卵」が作られた。今回は卵の数が多かったが、謝意を込めてすべてを「まやく卵」にして近所や関係者に進呈した。
「まやく卵」は、刻んだ香味野菜にしょうゆなどの調味料に半熟ゆで卵を漬けたもの。 食べだすと次々に食べてしまうという病みつきの一品。SNSで話題となり爆発的に広まった韓国版味付け卵だ。
半熟卵を漬けるタレがポイントだが、最近では、「麻薬卵のタレ」というのも販売されるというほどの人気だ。たしかに、このタレをご飯にかけるだけでもおかずはいらないくらいだ。また、ちょっとした時間におやつもどきの舌鼓・お茶の友としても味わえる。近所のご厚意が続く春。その春たけなわとともにひたすら深謝するばかりの日々だった。