山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

初めての玉ネギづくり

2011-06-20 13:48:50 | 農作業・野菜
 種からの玉ネギづくりはむずかしい。残念ながら成功したことがない。
 そんなとき、苗をいただき、なんとか半分くらいが冬越しできたので、とりあえず初めての収穫ができた。
 といっても、大きさはいまひとつだ。

 紀元前のエジプトでは早くも利用されていた伝統野菜だ。
 軒下に玉ネギを干している農家も見られる。
 その物まねをやってみた。ともかく、食べられるに至ったことをよしとしよう。
 「一歩前進、二歩足踏み」ということかな。
 
 
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横綱のメークイーン発掘!?

2011-06-19 20:18:10 | 農作業・野菜
 雨の止んだ合間に、ジャガイモの掘り出しをはじめています。
 ジャガイモは、メークイーン・男爵・キタアカリの三種類を植えていますが、今年も順調な生育のようです。

 採りたてのジャガイモはやはりサイコーです。アルミホイルで包んで焚き火の「おき」で焼いて食べるのはとくにお勧めです。
 このところ主食がジャガイモ状態。ワケギの球根を刻んだマヨネーズ和えをつけて食べています。

 さて、きょうはメークイーンを掘っていたところ15cmくらいもある横綱級のジャガイモを掘り出しました。メークイーンは収穫量も大きさも安定しています。畝の半分も掘ると、篭が満杯の手ごたえがあります。
 宝探しのようなワクワクを抑えながら収穫していかないと手が止まりません。
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梅の甘露煮の上品な味

2011-06-18 20:31:46 | 食彩・山菜・きのこ
 少量ながら梅の甘露煮も同時に挑戦。
 やはり、竹串でヘタをとるが、慣れるまではてこずる。
 その後、針で穴を20~30個開けていく。

      

 水に浸し一晩アク抜きをする。

           

 翌日、ホーロー鍋に移してから弱火で15分くらい煮る。
 鍋を下ろし水で冷やす。
 この暖める・冷やすを繰返し、梅を柔らかくしていく。
 
 鍋の水を捨て、砂糖を入れて、溶けたら弱火で15分ほど暖める。
 火を消してからそのまま置く。

                    

 いただきまーす。酢を入れたら味のコクがでてきた。
 甘露煮のむずかしさは、皮が破れやすいことで、作った和宮様は失敗作だというが、大きな破れがなかったので、よしとしよう。
 それより、味はジャパンを感じる上品な美味さだ。       
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やっぱり梅肉エキスが一番!

2011-06-17 21:34:40 | 食彩・山菜・きのこ
 青梅のうちに梅肉エキス作りは始まります。
 その際、「梅割り器」が威力を発揮します。
 これがないと、大量の梅を潰すのに苦労してしまいます。

     

 割った梅の種を除き、フードプロセッサーに梅肉を入れます。

         

 ペースト状になった梅肉を取り出して漉します。

               

 陶器の鍋に汁だけ漉して灰汁を取ってから、水分がなくなるくらいのんびりグツグツ煮出します。

                                 

  

 梅肉エキスのできあがり。煮沸したビンにエキスをいれます。

        

            

 このビンに約4kgの梅が使われています。これで完成。
 めでたし、めでたし。 フーッ、あとは寝るだけ。

 
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大量の梅を収穫し戦闘開始!?

2011-06-16 17:03:23 | 食彩・山菜・きのこ
昨日、梅をもぎに行きました。
 梅の樹によって梅の大きさも違いました。
 午後7時近くなって終了しましたが、段ボール5・6箱分くらい頂いてきました。
 梅は傷みやすいのでその日のうちに部屋に広げたら、3畳分くらいになりました。

 もちろん、わが家だけでは消費できないので、近所に配ったり、宅急便で送ったりで、その手間に追われて作業開始までに大わらわでした。

 最初に着手したのは、予定外だった「梅肉エキス」でした。
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うまそうなヘビイチゴ

2011-06-15 22:58:52 | 植物
 わが家の畑周辺には、クサイチゴがあってついつい手が出て食べてしまいます。
 ときにはいっぱい入手できるとイチゴジャムも容易に作れます。

 そんなとき、その近くに見事な果実をつけているのが「ヘビイチゴ」です。
 正確には「ヤブヘビイチゴ」だと思われますが、どうも同定が難しいので、いわゆる「ヘビイチゴ」ということにしておきましょう。

 食べられないと思っている人が多いのですが、食べられます。しかし、味が淡白で甘味はありません。
 ヘビイチゴの焼酎漬けが虫刺されによく効くそうです。
 
 じっくり眺めているとなかなか美しいですね。名前から差別されているんじゃないでしょうか。ヘビイチゴの群落は壮観です。
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小梅ちゃんを漬け込みました!

2011-06-14 21:32:11 | 食彩・山菜・きのこ
 大量の小梅をいただきました。テレビを見ながらも内職のようなヘタ採り作業。
 一部はカリカリ梅として漬けました。
 そのカリカリ梅もどきを近所にお裾分けしたところ、子どもがえらくおかわりするほどの美味だったそうです。かなりしょっぱいはずですがね。



 あとの10kgは、梅ジュースにしました。
 8リットルの壜がなかなか入手できなくていろいろ店を探し回ってやっとゲット。
 この夏は梅ジュースで乗り切るというわけ。

 あすからは、雨降る前にフツーの梅もぎを開始。8リットル壜をさらに3個「都田」まで買出しに行き、万全の準備完了。
 和宮様が塩分控え目の健康管理をするので、また、昨年の梅干しがたっぷりあるので、今年は梅ジュース路線でいくことになりました。

 大小の梅いずれもいただけることに感謝感激。田舎暮らしの醍醐味ですね。
 地域のつながりがいかに大切かをあらためて痛感する日々です。合掌。
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葬儀を革新せよ!!

2011-06-13 20:25:48 | できごと・事件
 集落で葬儀があった。
 昨日から召集がかかり、きょうも朝8時から夕方まで葬祭用具の運搬・組立て・撤去・受付・会場設営などを手伝う。他のメンバーは、火葬場・書類提出・車両運転・関係者連絡・食事準備などをてきぱきこなしていく。

            

 都会出身者としては、お金(5・10・50・100円玉)や紙吹雪を撒いたり、集落総出でかかわるチームワークが小気味いい。みんな快く当り前のように準備に余念がない。
 しかも、地元の裏方は平服だ。じつにそれは合理的だ。

 それにしても、仏式葬儀は忍耐でもある。というのは、灼熱の太陽の下でわからないお経をじっと聞いている状態はみんな苦痛に思っている。葬儀に参加するたびにその疑問は拡大する。
 葬儀の改革に取り組もうともしない宗教者の鈍感力にうんざりする。

 この混迷の時代だからこそ宗教の出番なのに、相変わらず葬儀だけの陥穽に閉じこもっている。本来寺院は地域コミュニティーの拠点であり、人間の生きるべき方向を示唆するオピニオンリーダーであるはずなのだ。

                    

 軒下のツバメはそんな人間の混沌を尻目に、大空を切り裂くように滑空していた。
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子どもは宝なんだ

2011-06-12 21:24:13 | 出会い・近隣
 東京・埼玉からやってきたヤングファミリーは、庭の焚火で食事やオヤツを楽しみながら、畑のジャガイモやチンゲンサイなどを収穫したり、グミ・野イチゴ・桑の実をつまんだり、一日中野外でした。

                

 その中心には乳幼児がいてそのことがみんなの心をつなげひきつけているんですね。
 「子どもをまんなかに地域づくり」という言葉が気に入っていましたが、その可能性を示唆する人間の輪です。

                  

 さらには、なかなか腰をあげられなかったシイタケのほだぎを若い力と一緒に組むこともできました。一人では2日くらいかかってしまうこの作業も1時間足らずで完成しました。山からの焚き木拾いもびっしょり汗をかきながらやってくれました。

 「子ども・労働・食事・畑・つながり」。このキーワードが人間と地域に希望と感動を授けます。
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久しぶりにホタルの乱舞を見たよ!

2011-06-11 22:40:30 | 生き物
 近隣に「ホタル公園」があり、二日連続でみんなと見に行った。
 昨日は人が少なく久しぶりにゆっくりホタルを見られたが、きょうは「ホタルまつり」とあって売店が出て人出がにぎわうなど、ややあわただしい日だった。

 そのうちに、ホタルが手に止まりしばらく発光しながらじっとしていた。手から甘い匂いがしたのだろうか。サービス精神旺盛なホタルだったということだろうか。
どういうわけか手のシワが多くなっている。カメラの調子が悪いこのごろなのだ!?

                  

 成虫は2~3週間の命だそうだから、いまが懸命の子孫繁栄のシグナルなのかもしれない。はるばる埼玉からやってきた「お姉さま」は、「むかしは箒にホタルを止まらせてそのまま蚊帳に入れて楽しんだ」と、なつかしそうに語ってくれた。

 地元にとっては「守る会」を結成してまちおこしの梃子としている。
 カワニナを生育したりアシを植栽したり、ひたむきに活動を続けているようだ。
 頭が下がる。
 一緒に行った3歳の幼児もホタルを生まれて初めて見たことになる。こわごわとしかし興味津々の感動を刻んでいる様子だった。
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