田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

梅が枝酒造 黒ラベルの会のバスハイク(2010/11/21)

2010-11-22 15:27:08 | 酒蔵を不良爺さん達と訪ねる
田舎生活の好きなみなさんお元気ですか。
昨日の日曜日、黒ラベルの会という、サッポロビールしか飲まないというあまり
意味の分からない会のバスハイクに出かけました。
リーダーは、小倉室町のラーメン屋の錦龍のI氏。
私はお世話係というところ。
竹田農園のお隣に住む江藤正翁(元南海ホークスのエース、88歳)もいっしょに。

(松永安左エ門コレクション) 
バスは福岡市美術館に到着。
ここに展示されている松永安左エ門の茶道具の見物が目的。
九州電力、西鉄の基礎を作った人であり、戦後の電力業界の民営化に辣腕を振い、電力の鬼と
尊敬された実業家。
登山家、茶道家、文筆家、歴史家、遊び人どれをとっても傑出した人。
庭造りも傑出しており、金はかけず、年と共に木や石がなじんで、立派な庭園になると定評。
バスの中で、「天神の街も西鉄のターミナルビル建設とあわせて、基礎を作った人で、天神は
松永安左エ門が90年近く前に作り始めた庭園のようなもの。
活気があり、賑やかだが落ち着きと気品もあるのはそのせい」と講釈をぶちました。
この日は、美術館には松永安左エ門寄贈の中国、日本の青銅器が展示されており、しげしげと見入りました。
参加者にバスガイドが職業の方、3人おられ、松永安左エ門の資料があれば、送ってほしいとのこと。
日経新聞の私の履歴書に書いた記事があるので、コピーして送る予定。

(梅が枝酒造と無窮洞) 
車内缶ビール飲み放題で、いいかげんいい気持ちになったころ、長崎の佐世保にある、作り酒屋の梅が枝酒造に。
今度は、日本酒、焼酎の試飲。
建物は文化財に指定されている250年前の建物が基礎とのことで、蔵見学もさせてくれ、働いている人も仕事に打ち込んでいる感じのいい酒屋さん。
作業場の見学の途中でパチリ(冒頭の写真)。
 この酒屋さんの近くに、戦時中、小学生が自分たちの防空壕を岩山をツルハシでくりぬいて作った横穴の見学。
無窮洞というそうな。
柔らかい岩盤をくりぬいた横穴は広々としており、教室やら台所やら。
丸二年かかったそうで、防空壕内の教室の教壇の前でパチリ(下の写真)。

梅が枝酒造と無窮洞、二か所、組み合わせて訪問することお勧め。

(俳句会) 
波佐見という町に入り、磁器の販売所兼資料館に。
有田焼、伊万里焼のかなりの部分は、江戸時代ここ波佐見で大量生産されていたそうで、ここで買う有田焼はお得ではないかと推測。
日も傾き、同行の釣り仲間の工務店のS氏、木工職人のSG、コーラル丸の船長を磁器の販売所の前でバチり(下の写真)。

波佐見にはアルカリ水質のかけ流しの温泉もあり、ここで旅の汗を流してくつろぐ。
こんなところにこんなにいい温泉があったと、皆さん絶賛。
俳句の会も車内でやり、入選者にはM画伯の短冊に書いた絵やら、世話好きのS女史提供の絵画展の入場チケットと豪華。
私も妻も賞品欲しさに句をひねるも、あえなく落選。
 私の句は、「何買おか 波佐見の椀に 西日射し」
 妻の句は、「秋空の 目にしみる 旅路かな」

行楽シーズンで道路も一部渋滞で、小倉に戻ったのは、夜9時でした。
また来年春、桜の頃、行こうと、酔っ払いたちの声。


コメント
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