田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

リヤカー稼働、タヌキと再会(2010/12/23)

2010-12-23 22:01:31 | ピンピンころりは田舎生活から
 昨日の雨交じりの、すっきりしない冬の日から今日は、一転、よく晴れた、温かい休日。
竹田農園に、妻運転の車で。
農園のある谷の入り口から馬ケ岳、御所ケ岳の山並みをパチリ(冒頭の写真)

(畑元気) 
私は、刈り残したイチジク畑(休耕田)100坪の草刈り。
妻は、大根、カブ、チンゲン菜、ネギなどの収穫。
どれもよく育ってみずみずしくうまそう。
畑は、ソラマメ、グリーンピースも発芽し、元気。
イノシシ軍団、タヌキ衆にイモ、豆を食い尽くされた荒廃の痕跡は皆無。(下の写真)

ヤーコンも4株程ほりあげる。
まずまずの出来。

(リヤカー本格稼働) 
夏の日照りの水運び、イチジク畑の刈り取った草運びに4万円で買った、組み立て式リヤカー、今日は出番。
草刈り予定のイチジク畑にリヤカーに草刈り機を乗せ到着、まず草刈り(下の写真)。

きれいに刈った後、一月前に刈り取って山積みにしていた草を一部、このリヤカーに乗せる。
一輪車の4倍は乗る。(下の写真)


これを収穫の終わった畑の畝に、敷き詰めると、草が生えない、土が健康になるという一石二鳥。
休耕田には、リヤカーで20往復は必要な草が山盛りで、冬の暇なとき、せっせと運ぶ予定。

(久しぶりのバーベキュー)
 四国旅行やら雨やらで、しばらく農園でのバーベキューはお休み。
久しぶりに炭火を農園の林で起こし、先日釣ったアジ、四国から買ってきた鳴門金時(サツマイモ)を焼く。
お隣の江藤正翁(元南海ホークスのエース、88歳)も一緒に。
炭火がポカポカ、ビールにカッポ酒がうまい。

江藤翁と雑談。
〇世話になっている病院で医者と雑談していて、「普段話をする人はいますか」と、医者が聞くので、毎週のように、竹田さんと、バーベキューをしてよもやま話、年に二度、気のいい仲間でバス旅行で、ビールをたらふく飲んでいる、と言うと、「それが何よりの薬ですよ」と医者の意見。
こうして、四方山話をするのは、健康の元なんだろーねー。
火にあたりながら飲むビールは実にうまい。

(腹ペコタヌキに同情) 
 バーベキューも終わり、残りの草刈りを仕上げようと、食材を片付けていると、なんと、この夏一度見かけたタヌキがトコトコと畑の方に歩いてくる。
毛が半分抜けて、やせこけた感じ。
冬のタヌキは毛がふさふさ、体重も夏のタヌキに比べ、1.5倍になると聞いているが、夏よりも痩せた感じ。(下の写真)

春先の寒波で、花芽が落ちたらしく、歴史的な柿の不作で、例年なら何千個も熟した柿が地面に落ちており、これをたらふく食ってきただろうに、今年は、熟し柿、皆無。
私がいることに気が付いて、逃げるも、腹が減って、食い物の匂いに去りがたいようで、壊れた納屋の前で、座り込む。(下の写真)

タヌキは、犬科で原始的な犬の特性を示すとタヌキの解説hpで読んだが、見ていると可愛げがあり、ジャガイモ・里いもを食い尽くされた恨みは忘れて、餌をやりたくなる。
食べきれず残っていたアジの炭火焼、熱くないのを確かめて、投げると、貪り食う(下の写真)。

このタヌキ、この冬を乗り越えれるか疑問だが、生きる必死さが伝わってきて、「シッカリなー、ついでにマムシも退治してくれよ」とエール。
針を鼻先に引っかけて、タヌキを懲らしめるための、イイダコ釣りの仕掛け、かわいそうになって、取り付けは止めに。

今度の日曜、名高い漁場の汐巻に鯛釣りのよていだが、強い寒波がやってくるそうで、北風が強く多分中止。
やれやれ。

コメント
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