田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

渋柿の塩水漬け作り(2022/10/29)

2022-10-29 22:46:37 | 海の幸・山の幸楽しく加工
往きは電車~折り畳み自転車、帰りは迎えに来た妻の車で竹田農園でした。

 到着、取り入れ時のサツマイモを今日の焼き芋用に2株掘り上げる。
日が進むにつれて、芋の大きさも形も良くなってきた。

 次に、落花生。
畑友達のM先生に4株苗をもらって、植えたもの。
40年ほど前に作ったことがあり、久しぶり。
 ダメ元で掘り上げると、大した数でないが食べれそうなものもある。

これをよく洗って、沸騰させた塩水で、30分湯がいていみる。

先日、畑友達のAN氏が氏の畑の落花生を持ってきて湯がいてくれたのを見てるので大体わかる。
 湯がいたのをビールのつまみに食べてみると、風味がありいける。

 半分食べて、残りは我が家にお土産。
まだ成長しきれていないものもあり、残りの株は10日程おいて掘ってみよう。
葉が枯れてくるのが目安かも。

 お昼は一人バーベキュー。

焼き芋も。

 午後は休耕田の刈草集め。
刈りっぱなしの草を農道近くに積み上げ、帰りは、リヤカーに既に積み上げている刈草を載せて、畑まで。

 畑の空いた畝に積んでおく。
土が肥えて(ダンゴムシ、ミミズ)、健康になる(枯草菌)。
11月に種まきしたり、植え付ける玉ねぎ、グリーンピースの等の畝の準備になる。

 妻が来て、夕方、最後の一仕事と農園の丸い渋柿を竹でコネって収穫。
わが家に持ち帰って、塩水で漬けて渋を取るつもり。
 今年は甘柿の霜ゴネリが不作の年で、なんとか実っていた富有柿も食べてしまい、残るはこの丸い渋柿。
 今年は丸い渋柿、沢山実をつけて、しかも粒が大きい。

40個程収穫。

 我が家に帰宅、夕食のあと、渋柿をよく洗って、樽に3.5%濃度の塩水6Lを入れたものに、入れていく。
 今年は実が大きく、何個か水から頭を出したものも。
これらはヘタが水に漬かるように逆さにしておく。
 塩水に漬けて渋が取れるのは、ヘタから呼吸が出来なくなり、柿の中にアセトアルデヒドが出来、これが渋みの元のタンニンを不溶化(水に溶けない)するため。
 理屈では真水でも良いが、これでは、タンニンが不溶化しても肝心の柿が腐ってしまうので、塩水が用いられる理屈。
 それなら、多すぎて水面から頭を出した柿は、ヘタを水面下にしておけば、渋は抜けるはず。
 例年、漬けて14日程度で渋が抜けて、甘い柿になるので、11/11日から食べてみる。(冒頭)
蓋をして、柿が多すぎて蓋に隙間が出来ているので、妻がビニール袋でカバー。
2007年から我が家では、この渋柿の塩水漬けを作り始めて、干し柿が羊羹の味だが、この塩水漬けは果物の味で気に入っている。

 サツマイモ、柿、落花生と実りの秋がやってきた。

 
コメント
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