石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

7月8日の石仏巡り記

2006年07月09日 | Weblog
昨日8日は、暫くぶりに栃木県野木町へ行って来ました。というのも、先週は栃木市の江戸前期までの庚申塔纏めが終わってしまい毎夜が暇だったので、平成16年に多田治昭氏から頂いていた「関東地方童子・夜叉付青面金剛塔」を眺めていたら、栃木県は今迄に確認されたのが14基のみで、関東地方では最低な数であることが記されていました。茨城県が15基、群馬県が16基とあるから、あと数基あれば最低ランクから抜け出されると思って、自分の石仏DBを検索してみたら多田氏のリストに抜けている3基を見つけました。つまり、それを加えると合計17基となり、東京都の18基についで一気にランクが上がることになります。そこで、その写真を探そうとしたのですが、何しろ整理ベタな私はそれが何処にあるかが判らない。あちこちの写真を集めてみたがかろうじて出てきたのは上河内町の1基のみ。それも既に変色して酷い写真になっていた。そして残る2基の野木町のはどうしても出てこない。そこで写真探しを諦めて、それなら撮りに行った方が早いとなって、昨日の野木町訪問となった次第である。
 それら2基の写真を撮った後は、野木町を訪れたのは暫くぶりと言うこともあって、ついでに昔に訪れた所も含めてもう一度写真を撮らなければならない碑塔巡りを行った。と言いつつも特段の目的地が無く、適当に巡るものだから道を間違えて茨城県へ越境して総和町や古河市へ入ってしまっては、「オッいけない!。越境してしまった」と、行きつ戻りつの石仏巡りに独り苦笑した。そんな訳で、今回の石仏巡り写真は91コマものたくさん撮ったわりにはご紹介するようなものは少ないです。
 昨日も暑かったのですが、それでも木陰へ入ると涼風が吹いてきてこの季節にしては快適な石仏巡りでした。予定では、今日日曜日はジャガイモの収穫をする予定だったのですが、天候が不順なので今週中頃のカラッと晴れた早朝に日延べしました。早朝の散歩後は、我が家の庭に咲き出したノカンゾウの花を写真に撮ったりして朝のひとときを過ごしました。来週は3連休、今度はもう少し目的を持った石仏巡りにしようと今から考えていますが、このはっきりしない天気同様に、その日が来なければ判りません…。
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