石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

11月11日の一日

2006年11月11日 | Weblog
 11月11日土曜日は、午後から天候が荒れると言っていたので、隣の鹿沼市へ出かける。その目的は、野田市の戸向氏だけが見ている延宝庚申塔探しである。何しろ、見て写真を撮った戸向氏さえ、既に昔の話しで詳細な場所を忘れてしまった代物だけに、私もこれまでに恐らくその周辺という場所を何度も探したが見つけだせずにいた。それだけに、今日こそはという思い入れがあって出かけた。
 捜索地をこれまでの経験と戸向氏のうろ覚えの話しを頼りに、鹿沼市北赤塚町の広斎寺周辺と決めて出かけたものの、その周辺には碑塔が存在する場所は全て過去に調査済み。そこで仕方なく広斎寺さんを訪ねて住職さんに会い、アドバイスを受けることにする。住職さん曰く、「まず、うちの墓地内を探してみたら」と。当然ながら、墓地内には見つからないので、この周辺で住職さんが思い当たる墓地等を教えてもらう。と、その時に突然の雷と共に豪雨が襲いかかってくる。急いで辞して車に戻り、暫く雨宿りすることにしたが、小雨になるどころか益々空は暗くなって雨と雷が激しくなる。こうなってはお手上げである。車の中に雨靴も用意してきたが、とてもではないが外に出られる状態ではないので、今日の所はまだ来て1時間も経たないのに早々と帰路につく。時計は朝の9時前だというのに、行き交う車は皆ヘッドライトをつけて走る中を、雨に濡れた衣服をタオルで拭き拭き運転して帰宅すると、家内が笑いながら出迎えてくれた。
 嗚呼、何と言うことだ。天気予報を信用したばかりに酷い目に遭った。明日こそ、せめてもの雨が降らないことを祈るのみである。
 その後は何をして過ごしたかというと、昨日壊れてしまったプリンタの代わりに、新しいプリンタを購入。しかし、私の古いパソコンOSでは最新のプリンタドライバー対象外でがインストール出来ない。メーカーのHPにアクセスして何とか対応するソフトウェアを見つけてダウンロードし、使用できるまでに3時間ほど無駄な時間を浪費してしまった。午後は、少し昼寝を決め込んで起きた後は、雨の中を散歩に出かけて先ほど戻ってきた次第である。
 雨のために、ここの所の寒さは感じられず、ついつい橋の下の雨に濡れない場所へ腰掛けて水面を眺めたり、時折川面を素晴らしい速さで通り過ぎるカワセミを眺めてのんびりしてしまった。おそらく今夜は、このままのんびり何もしないで時間を過ごすことになるだろう。まあ、そういう土曜日が時には必要かとも思っている。
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