石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

2008年11月1日も栃木県大平町の石仏巡りです

2008年11月01日 | Weblog
2008年11月1日も栃木県大平町へ、石造物の落ち穂拾いに行きました。が、成果は少なくて1日でたったの14基という有様でした。それでも、朝一番で訪れた大平町下高島町の宝蔵寺さんで、寶篋印塔陀羅尼経の立派なものを調査できました。また、住職様から真弓地区の共同墓地にある当該碑塔所在地も教えていただくことが出来ました。さらに、温かいコーヒーまでご馳走になり、その点では楽しく調査できました。
 これで、大平町の寶篋印陀羅尼經の調査は終了です。と思ったら、西野田地区本郷の個人宅敷地内にあるのを、偶然見つけてしまいました。早速伺ったのですが、留守で調査できず!。何とも悔しいので、この周辺の落ち穂拾いに精を出して時間を過ごし、お昼近くに再度訪れましたが、やはり留守で調査することが出来ませんでした。何ともはや、で、結局は所在だけの確認で写真も撮れぬまま退散しました。その後は、榎本の八坂神社境内で昼食としてから移動し、冨田地区の落ち穂拾いを終了。さらにその後は西山田地区へ入るも、途中で個人の方と出会って家へ招き入れられ、結局は時間だけを浪費してそのまま帰宅してしまいました。
 いずれにせよ、今回で大平町の碑塔調査はひとまず終了することにしました。特に、大平町西山田地区に多くの取りこぼし碑塔があるのを承知して、です。まあ、今回の大平町碑塔調査の最大の目的が、寶篋印陀羅尼經塔の纏めにありましたので、その意味では僅か9回の大平町集中調査でしたが、その成果は90%以上の上出来ではないかと思っています。ただ、今回の調査で唯一手を抜いたのは、個人宅墓地内にあった板碑破片を実見しっただけで写真も撮らないままにしてしまったことです。大平町では、板碑調査が為されていないだけに、今になって後悔していますが、いずれまたこの地区を訪れたときにはその時こそ調査をしたいと思っています。
 さて、次回からどこへ入るかはまだ考えていません。本格的な冬が来るまで、今市市方面へ入ろうかとも思っていますが…。

※帰宅したら、足利市瑞穂野の満宝寺さんから美味しそうなザクロが届いていました。満宝寺さんを訪ねてから早くも3年以上が経つと言うのに、私のことを急に思いだしてお送り下さったそうです。ホントッ、感謝感謝の言葉だけです。足利へも、今年中に一度くらいはふらりと遊びに行きたいと思っています。同道して、いつも楽しい思いをさせてくれる佐野市の高橋氏を誘って…。
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