しばらくぶりに入りました足利市。やはり足利市は良いですね。十六夜や二十二日念仏塔に容易く出会えるのですから。また、庚申塔に至ってはどこにでもあり、しかも大きい塔なので、見ごたえも調べ甲斐もあります。
しかし、天気予報では午後から雨が降るとの事で、気分的には今回は4箇所みの調査箇所としましたがあせりの気持ちがあり、昼食はそれら全てが終わってからにしました。そのため、雨が降り出した午後2時半には全て調査することが出来ました。車の中での昼食となりましたが、しばらくぶりに訪ねた足利の碑塔調査に大満足で、後は帰宅するだけだとのんびりしました。それにしても、宇都宮からだと足利市は遠いです。その分、いつもより朝早く出かけなければならず、最初の調査地へついたときは8時半になってしまいました。夕暮れが早いので、次回から足利へ行くときは遅くとも朝8時には調査開始としたいものです。
帰宅してから、カメラを調べたら、最も撮影したかった碑塔1基が未撮影でした。銘文がたくさんあったので手拓までしたのに、肝心の写真撮影どころか、計測さえも忘れてしまうチョンボにガッカリです。まあ、「もう一度来い」という事かと思っていますが…。
それにしても、少し山地へ入れば、猪の被害は甚大で、山の中にある廃寺の碑塔類に至っては、その多くがひっくり返されて見事なまでに倒れていました。一人で抱き起こすには無理があり、「あ~あ」とため息をついて眺めただけです。そうそう、次回は、また足利へ行こうか、それとも違う場所にしようか只今思案中です。