石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

8月21日は、栃木県宇都宮市上河内町の石仏巡りでした。

2010年08月23日 | Weblog

 今回は、先週から予定していたとはいえ、朝方の涼しい陽気に騙されて宇都宮市と合併された上河内町へ行きました。確かに、午前9時半頃までは曇り空模様で涼しく、ルンルン気分でしたが、それからがイケマセン!。カーッというような太陽が全身を襲い、その暑さで背中と首筋が火傷しそうでした。そのため、身体の中にこんなにも水分が貯まっていたのかと我ながら驚くほどの汗が噴き出し、本心はもう石仏調査どころではありませんでした。それでも、こんな異常な暑さの石仏巡りもあと1~2回しか出来ないだろうと思うと、その暑ささえ今年の思い出にしなければと、帽子とタオルで頭と首筋を保護しながら石仏調査を続行しました。
上記写真は、そんな真昼の暑さに輝いている石仏風景の一部です。調査するには否応無く、その暑さの中に立ち尽くさなければならず、この風景の左側にも続く碑等群を調査終えた時にはグッタリでした。
 その後は暑さから逃れるため、近くの高おかみ神社へ逃げ込みました。さすがは神社の森です。風が気持ちよく吹いていて、ギンギンに熱を持った身体を癒してくれました。その時の気分を表しているのが、境内に祀られていた、この狛犬さんの表情です。

一時間近く、身体を労ってから次の場所へと移動しました。そして4時近くになって本日の碑塔調査数が丁度60基となったのを区切りに帰宅しました。
はたして次回の気温はどうなるやら、今回のように暑くなるなら、やはりもう一度日光へ逃れようと弱音になっているところです。
そうそう、上記掲載の狛犬とは別の狛犬台座には、オオスズメバチが巣を作っていました。まだ、凶暴になる前だったので、頻繁に出入りするハチサンたちを驚かさないようにしましたが、それを知らずに狛犬調査をしたら大変なことになると思いました。ミツバチが巣を作るのは多いのですが、狛犬にスズメバチは初めての例です。これから秋になるので大いに気をつけねばと思いました。
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