土曜、4日に調査してきた宇都宮市二荒山神社にある五基の碑(いしぶみ)を、前回ご案内した別HPの方に追加掲載しました。特に「贈四位蒲生君平之碑」には、多くの時間をかけて作製しました。それでも、これまで報告されている多くの文献とは些か内容が異なるところがあり、次回にはまたその部分を再確認してこようと思います。特に「礦」とある箇所が、他の文献等では「壙」となっています。意味的に「墓」を表しているのでしょうが、やはり文字的には気になるなるところです。その他、今までに見たこの碑の碑文で、今回わたしが記録したのと同じ物はありませんでした。結局のところ、今まで誰も本気になって読んでいないことになります。私のような、素人碑文調査の面白みはこんなところにもあります。といっても、それは重箱の隅の話で、大意が伝われば良いのでしょうが、私的には「それでは撰文者に申し訳ない」と、これからもしつこく文字を舐め続けることにします。そんな訳で、次回も二荒山神社から最出発です。ホントッ、少しも先へ進めません。
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