6月11日土曜日は、宇都宮市城址公園にある戸田忠恕公の大きな碑(いしぶみ)調査等が午前中で終了。続いて、前週に調査した二荒山神社へ行き、校正をしてきました。
そして昨日12日は、最後まで残っていた大谷観音寺の大谷石に関する碑を調査して、当初の目的としていた宇都宮市内の碑(いしぶみ)は全て調査が完了しました。上記に掲載した写真が、大谷観音寺にある当該碑です。ここでも既存の書籍にある碑文での大きな間違い文字を確認することが出来ました。それは「郷紳」とするべきところを「郷神」としていました。意味を知っていれば、間違えるはずもないのですが…。
いずれにしても約三ヶ月、よくぞこんなつまらぬ調査に没頭できたと自分ながら呆れています。当然ながら、まだまだ調査したい碑はあるのですが、それらはこれからのんびりと調査することにして今回で一応の区切りと致します。
それにしても些か疲れました。腰が相変わらず痛く、調子が出ないのも加わっているので、次回以降の調査目標は白紙のままです。多分、ぐずぐずしたその場しのぎの石仏巡りになるでしょう。それよりも、せっかくの宇都宮市の碑(いしぶみ)調査に目鼻がついたので、この辺で中間報告として一冊の冊子に纏めようと考えています。と言いつつ、これもまた大変な作業になりますが…。まあ、自分の趣味として、楽しくやりましょう。