石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

2011年6月23日、 毎日暑いですね!

2011年06月23日 | Weblog
 前回、6月18日は宇都宮の碑の手拓取りで一日を過ごしました。もちろん既に調査済みの個人宅にある碑なのですが、どうしても手拓が欲しくなって風も穏やかなのを幸いと出かけました。調査する必要が無くのんびり手拓だけに専念しましたので、それなりに文字を読むだけ以上の良い拓本が取れました。そんな出来上がった手拓を見たご主人が、その手拓に惚れ込み、庭に立っている石碑よりも良いと、変なほめ方をされてしまい、「その拓本、どうしても欲しい!」」となり、気の弱い?私はとうとうそれを手放すことになってしまいました。軸物にしたいそうなので、まあ私が見たいときは現物ともどもいつでも見られるので、それも良いかなと変な納得です。ついでだからと、碑陰にある多数の交名も手拓してそれも差し上げました。尤も、しっかりとその画像だけは撮影して記録としましたが…。
 今週は、そんな宇都宮の碑を最終的に校正し、文字とニラメッコしながら纏めています。多分今度の休みは石仏巡りに出かけず、それらの印刷に入ろうと思っています。出来上がったら、いつも行っている図書館に一冊位は差し上げようかと思っていますが、何しろ全てが手作りなので飽きっぽい私には何冊出来るか分かりません。良くて10冊でしょう!。それでも、宇都宮の碑(いしぶみ)調査報告書として、真面目?に編集した冊子はこれが初めてだけに価値はあるだろうと自画自賛です。そしてその冊子を見た人は、再度私の向こうを張ってそれらの調査にトライする勇気は生まれないでしょうと、一人で笑っています。
 それにしても、歩くには平気なのに、石碑の前に立つと相変わらず腰が痛くて困ったものです。手拓に伺ったご主人にも、そんなに真剣に碑の前に何時間も立ち続けていては、腰が痛くなるでしょうと同情される有様で、そうか、そんな石碑調査が腰の痛さが直らぬ原因かと、変に納得しました。
 嗚呼、それにしても暑い。今年はクーラーは絶対に使用しないと家内に誓っただけに、この先が思いやられます。
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