昨年からの持ち越し碑塔類の清書に追われていて、当分の間は寒さを理由にして石仏巡りをサボっています。そんな訳で、先週からは「宇都宮市の輯録いしぶみ」の後編を纏めました。これで、昨年の前編に続いて完成させることが出来ました。前編と後編を併せると、約80基の碑(いしぶみ)を調査することが出来ました。多分、宇都宮市ではこのような書籍は初めてではないかと思っています。尤も、好い加減な内容のはありますが(*O*);
これからは、その前編と後編を一冊に纏める作業に入ろうと思っていますが、その前にもう一度気になっている石碑の何度目かの校正をしなければならないと思っています。とにかく、自分で諦めがつくまで何度でも気になるところは再確認し、一文字でも多く完成度の高い内容にしたいと思っています。それが、こだわりというものだと…。
ところで、この後編も一冊だけ作成して宇都宮市中央図書館へ納め置くことにしました。初めは、もう良いかと納めるつもりはなかったのですが、前編があって後編がないのでは途中で調査を諦めたかと思われるのも悔しいから、ただそれだけです。ついでに、前編の中で気になる石碑の再校正部分も訂正してこようかと思っています。何しろ文字数の多い碑は、校正するたびに気に入らぬところがあって、また単純な文字入力ミス等が目に入ってしまうからです。まあ、要するに校正ミスと言うことでしょうが…。そしてこれが終わったら、今度は宇都宮市の宝篋印塔の纏めに入ろうと思っています。と言いつつも、多分合本作業が終わるのは一ヶ月以上も先のことになるでしょうが…。
そんなこんなで、次回は石仏巡り報告よりも今回の石碑調査において作字した文字について少し書いてみようと思っている。