石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

2012年3月20日は、宇都宮市内の碑手拓出かけました

2012年03月21日 | Weblog



 今回は風もなく絶好の手拓日和ということで、宇都宮中心地に所在する碑(いしぶみ)の未手拓だったものを、暫くぶりにチャリンコで訪ねてきました。もちろん、それらは既に詳細に校正済みなのですが、どうしても手拓が欲しかったからです。特にここへ掲載した「古棺記」碑は、根府川石を使用しているために全体に剥離が始まり、やがては剥がれ落ちてしまいます。その前に、ぜひとも拓本として後世に残しておかなければと言う変な責任感を感じてです。その他にも、戸田香園揮毫の「戊辰役之戦死之碑」も拓本が欲しくてこれもその目的が完了しました。この二基だけで約五時間もの長時間をその前に立ち尽くすと言う始末で、帰りには、足と腰の疲れでペダルを踏むのも難儀なほど疲れ果ててしまいました。やはり、歳を実感です!
 もちろん、これだけでなく他にも気になっていた碑の碑文文字確認やらで帰宅したのは五時近くになってしまいました。それにしても陽が延びましたネ。これでもう少し温かさが増せば言うことなしです。
 多分、次回もそんな宇都宮中心地の拓本取りに出かけることになるでしょう。そして昨日もそうでしたが、二荒山神社にある巨碑を眺める度にそれらの手拓が欲しくなってしまいますが、二荒山神社の許可が得られたとしてもとうてい一人では無理。特に、蒲生君平の碑を眺めて出るのはため息ばかりです。

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