これは、栃木県黒羽町(現・大田原市)の黒羽神社にあるものです。内容は、別HPの1月に掲載しましたので、興味のある方はご笑覧ください。翁は、江戸末期から明治初めにかけて黒羽町で漢文などを門弟に教えましたが、それ以上に有名なのは黒羽藩の勤皇の志士として大活躍したことです。その功績が認められて維新後は県外(特に東北方面の各地)の要職に付き、その後再び栃木県内に戻って河内郡・安蘇郡・上下都賀郡の郡長を務めました。そして最後は東京にて黒羽藩主だった大関家の後見人として暮らし、西大久保で亡くなりました。その波乱に満ちた翁の一代記です。特に、大関藩の密使として京に上った時、名をそれまでの佐藤均から那須均と変えて行動し、その後はそのまま那須均として活躍した黒羽町の偉人物語です。読むと、少し長文ですが面白い物語です。