今回は年に一度の恒例化となってしまっている感の、多摩石仏の会有志の皆さんとの栃木県石仏巡りです。参加者は、私の車一台での石仏巡りということもあって、犬飼氏・多田氏・加地氏の三名と私の4名です。
宇都宮駅に9時半に集まり、早速出発。今回は宇都宮市から日光街道へ抜けて、その道沿いにある私の案内なくしては行けない山の中の庚申塔を中心に案内ですが、もちろん車中での雑談の中で見たいものがあれば立ち寄っていくという、いつものパターンの石仏巡りです。それでも、皆さんが喜んでくれたことにホッと安堵した私でした。特に、初公開となる宇都宮市での延宝庚申塔には、多田氏が大喜びしてくれました。お昼は一時近くになってしまいましたが、山の中の庚申塔を見てから田んぼの縁に腰掛けての食事となり、ついついのんびりしてしまいました。午後の部は、加地氏ご希望の家畜塔を見たり、予定外の寄り道をしたりとしつつ旧今市市の小百地区へ入り、またしても本日最も大変な山登りに挑戦!。犬飼氏に大変な体力消耗をかけながらも山頂に到達し、そこでの石仏の素晴らしさに大満足して頂きました。本日の石仏巡りは、この辺で時間切れですが、せっかく近くまで来ているのだからと、法蔵寺の日本で最も大きな庚申塔を夕闇の迫る中で見ていただきました。加地氏のメジャーのおかげで、今回始めて私としてもこの庚申塔の高さを測ることが出来、その高さは本体のみで3メートル31センチであることが確定しました。もちろんついでにお猿さんと日輪のサイズも測ることが出来ました。今回案内する場所としては、一箇所が未消化でしたが、それは次回の機会にとして、早くも暗くなってしまった道をのんびり安全運転で宇都宮駅まで戻り、今回の特別に体力消耗の石仏巡りを終了しました。
上記に掲載しました写真は、宇都宮市石那田地区の庚申塚でのスナップです。灯篭に、大きな桃を持った二猿などが刻まれているものです。
本当にほんとうに、参加されました皆様、いつもの事ながらお疲れになったことと思いますが懲りずにまた来年も御来県下さい。お待ちしております。
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