石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

栃木県塩谷町の明治35年足尾台風災害碑の御紹介

2016年12月15日 | Weblog

11月のブログで、塩屋町の災害碑写真を紹介したが、これはその2基目の同台風災害碑とも言うべきもので、内容的には前回の石碑と同じである。そして平文なのでこちらのほうが読者には優しい。ただ、所在地だけはメッタ探しにくいところにあり、私も当地の石仏巡りをしなかったなら出会えなかった石碑(石灯篭の竿部に刻まれているのでなおさらである)だと思う。また、この碑文によって、今まで数少ないながらも石仏などに利用されているのに出会っていた赤みのある石が、何の石かが判らなかったったが、それが小豆石という鬼怒川で限定的に採れる石だということが判明した。機会があれば、もう一度拓本を採りたい1基でもある。


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2 コメント

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昨日は上河内町へ出陣しました。 (山口 秋葉子)
2016-12-15 11:52:09
 瀧澤様、こんにちは。

 一昨日は、お電話をいただき、ありがとうございました。
 私の方も石仏の所在地確認の勉強になりますので、また、所在地ご不明なものがあれば、ご用命いただければ幸いです。

 さて、昨日は雨が上がることを信じて、上河内町へ出陣いたしました。結果的に頑張りすぎて、六対の狛犬の写真撮影を行ったためか、今日は腰に点滅信号が出ています…(笑)。
 年号は無かったものの、高を神社(下小倉)の脇にあった前足の欠けた爬虫類のような狛犬が、当地では一番古い江戸期の狛犬かもしれません。
 上河内町は残り一社、日枝神社(金田)を調べれば終了となります。上河内町は明治以降のものが中心ですが、大型で良い狛犬が多いという印象です。

 文章、整いませんが失礼します。
 
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瀧澤龍雄 (山口様へ)
2016-12-16 08:35:25
今回は、上河内町へ移動ですか。精力的な御活躍に完敗です。ところで、山口様は「猪」像容の狛犬は調査対象外でしたよね。上河内町にも、愛宕神社は地図上に記号がなくてもたくさんありますね。その中の一つ、冬室地区の愛宕山神社には珍しく猪の狛犬があったのを思い出しました。秋に行ったので、雑草が酷くて調査はいい加減で、拓本を採れば紀年銘が読めるのに写真だけで終わり。それでも、多分‥四戊辰九月‥とあったので、慶応四年(明治元年)かなと想像しています。高さは50cm×幅は34センチ位だったと思います。興味と暇でしたらご覧になってください。何しろ愛宕神社の前立てですからね。そうそう、正確な住所は今では宇都宮市冬室861で地図検索すれば出てくると思います。ゼンリンorマピオン地図で検索すれば場所は出てくると思います。道路沿いの見上げるような急な石段を登ると地元の人しか知らない神社が出てきます。
それでは、又。
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