石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

2011年4月10日、宇都宮市の石仏巡り

2011年04月15日 | Weblog

今回は、10日の石仏巡り報告をこのブログに掲載するのが遅れて今頃になってしまいました。と言うのも、前回から宇都宮市街地へ入りましたので、碑文清書に毎日が忙殺されてしまい、何ともこのブログへ書き込み暇も無かったのです。旧市街地と言うことで、訪ねたお寺さんはその殆どが浄土宗に臨済宗に時宗と、宇都宮藩に関わりのあるお寺さんばかりなので、その境内にある「いしぶみ」調査に追われてしまいましたのです。ハイッ!
そんな訳で、午前中に2基の碑を調査しただけで精一杯。とにかく、碑面と向かい合って一字づつ手写し。最後は頭がクラクラするほどでした。それでも、未発表の広瀬群鶴の膨大な文字数碑を物にすることが出来ました。その他、午後も相変わらず「いしぶみ」と向い合うばかりで、かろうじて天満宮境内にて今回の二宮金次郎さんと出会った時はホッと一息つきました。そんな訳で、私にとっては調査対象外の二宮さんを掲載しました。
 私の菩提寺である一向寺さんの、菊池愛山翁碑は当然ながら手拓することが可能でしたが、ついつい面倒が先に立って止めました。これも戸田香園が撰文したものだけに、一基位は手拓が欲しかったのですが、まあ手拓しようとすればいつでも出来るので良しとしましょう。
 次回、と言っても多分明日の16日土曜日ですが、前回同様に旧市街地での「いしぶみ」調査になりそうです。そんなため、石仏調査とは名ばかりです。それだけにやがては実行しなければならない二荒山神社境内にある馬鹿でかい碑の数々。調査にはどれくらいの日数が掛かるだろうかと、今から恐れおののいていますが、今まで正しい内容碑文にお目にかかっていないだけに、やはり私がやらなければならないのだろうな、と少しずつ覚悟をし始めている所です。それにしても、刻字通りに出来る限り近づけるには、とにかく作字が肝要。そのため毎夜寝る時間を惜しんで作字しているが、前回の調査碑が一基残ってしまっている。その文字数を数えたら1,000字を越えていた。その四分の一は作字が必要。嗚呼、気の遠くなる作業がまだ残っているのに、もう一週間が過ぎてしまった。どうしよう!
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