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朝からの快晴に恵まれ、ルンルン気分で今日は宇都宮市西部地区の古賀志山の麓を中心とした石仏巡りに出かけました。と言いつつも、その半分以上は15年も前に調査済みの場所ですから、新しく調査出来たのは10余基という有様です。それでも、前回までとは違って目の前に山が聳えている景色の中での石仏巡りに楽しくないはずはなく、調査の手を休めてはハングライダーが大空に舞う姿をのんびり眺めて暫くぶりに自分らしい一日を送れました。やはり、山裾の石仏巡りは楽しいです。というわけで、昔に家内と一緒に登った古賀志山中腹にある大日様を思い出し、そこもついでに登って再訪してきました。
さて、今回掲載の画像は1996年に調査した十九夜塔に刻まれた血盆経銘文のあるものです。紀年銘は天保十二年辛丑八月十九日とあり、銘文は「十九夜供養」とある右側に「血池滅罪女人成佛」とあります。その他、三坪の十四人の女性達によって建立されたことも記されています。それにしても今日は遊びすぎ。自宅から車ですぐの場所と言うこともあり、そしてそのほとんどは調査済みということもあって、存在を確認しただけ再記録を取らなかったり、太陽の光線が良くなったからと、午前中に撮影しなかった他の地区の石仏のところへ戻ったりと、少しも腰を落ち着けての調査になりませんでした。
次回からは、今回のようないい加減な態度でなく、いつもの本気ムードで調査しようと、帰宅してからの今回の調査碑塔数の少なさに反省です。と言いつつ、次回も同じ地区周辺に入りますので、どうなるやらです。
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