一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

シリーズ「麓から登ろう!」26.鬼ノ鼻山 ……自宅から歩いて雪山を楽しむ……

2014年01月22日 | シリーズ「麓から登ろう!」
今日は、朝起きると、雪が積もっていた。
それに、雪は降り続いてもいた。
「今日は山登りはやめた方がいいんじゃない?」
と配偶者。
「いや、自宅から歩いて行ける鬼ノ鼻山にでも登ろうかなと思っている」
と私。
で、
久しくご無沙汰していたシリーズ「麓から登ろう!」の復活です。(笑)

鬼ノ鼻山は、裏山ではあるけれど、
自宅から歩いて登るとなると、2時間ほどかかる。
山頂近くの駐車場からだと山頂まで15分ほどだが、
麓(自宅)から登ると、往復4時間の山歩きが楽しめるのである。
しかも今日は雪が降っている。
低山とはいえ、そこそこ積もっているに違いない。
プチ雪山に期待。

NHKの朝ドラ『ごちそうさん』を観てから、ゆっくり準備をする。
そして、玄関口で登山靴を履き、午前9時頃に家を出発した。
自宅の玄関口が、登山口。(いいね~)

住宅地を抜けて、田園地帯に入って行く。
ここで、GPSの電源をONにする。


シュールな風景。
湿った粉雪が降り続いている。


お寺の入口近くに、蝋梅の木があり、毎年この時期に花を咲かせる。
それを楽しみにしていたのだが……
「おっ、咲いてる」


いいね~


藁葺き屋根の家を左手に見ながら登って行く。


段々畑も美しい。


幻想的な風景。


小動物の足跡と、私の足跡。


天ヶ瀬ダムの階段。
さあ、登るよ~(笑)


「登った~」
上から見下ろす。


晴れていれば、ここから見る天山が素晴らしいのだが、
今日は見えず。


分岐を通過。


しばらく登って、天ヶ瀬ダムを見下ろす。


雪はまだ降り続いている。


雪があれば、車道歩きも悪くない。


静かだ。
車もほとんど通らない。


憩いの森駐車場が見えてきた。


ここから左折し、登って行く。


私の好きな林。


雪を纏って、一層美しくなっていた。


第一展望所からは、何も見えず。
雲海のようなものが広がっていた。


ここから、鬼の展望台へ登って行く。


もうすぐ鬼の展望台。


振り返って見ると、こんな感じ。
先程までいた第一展望所が小さく見える。


鬼の展望台に到着。
雪に覆われていた。


展望はなく、鬼ノ鼻山山頂がわずかに見える程度。


滑らないように気を付けながら急坂を下って行く。


鞍部まで下りて、振り返る。


山頂目指して登り始める。


山頂の三角点が見えてきた。


鬼ノ鼻山山頂(434.6m)に到着。




せっかくなので、ザックカバーを外してカカポくんをパチリ。


縦走路を少しだけ歩く。


鬼の石像が見えてきた。


ちょっと寒そう~


雪の縦走路は美しい。


ここから左に入って行く。


林道に出る。
ノートレースで、美しい~


土道ルートで下山する。
この道で人に会ったことがない。
本当に静かな道。


雪が綺麗だ。


私の足跡だけが残っていく。


この林道でも、サザンカの花が見られる。


雪とサザンカ。
いいね~


歩いていると、雪がキュッキュッと音を立てる。


誰も知らない道。


私だけの道。


大きな鳥の足跡があった。


天ヶ瀬ダムの方へ下ってくると、雪は少なくなってきた。


車道に出るので、ここは右折。


曲がり角に「多久の天然水」がある。


往路で歩いた天ヶ瀬ダムの階段が見えた。


正面の公民館の辺りが、往路との合流地点。
ここでGPSの電源をOFFにする。


ここからは、往路を戻って、家まで帰った。
約4時間の山歩きだった。
鬼ノ鼻山は低山ではあるけれど、
今日は、雪山歩きを存分に楽しむことができた。
感謝。

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