
4月12日(金)
もうそろそろ天山のミツバツツジが咲く頃だと思い、
七曲峠からのルートで登ってみることにした。
出発。

いきなりの急登。
ゆっくり登っていく。

やがて、おだやかな道となる。

このルートにもアオキの花がたくさん。

前方に見えるのは……

ミツバツツジだった。

やはり開花していたのだ。


嬉しい。

庭や公園に咲く色とりどりの園芸種のツツジも悪くないが、
私は山にひっそりと咲くミツバツツジの方が断然好きだ。


新緑の季節なので、
新緑を背景にするとミツバツツジの花が一層映える。

目が喜んでいるのが自分でも判る。

ずっと見ていたい感じ。

まだ先は長いので歩き出す。(笑)
二つ目の急登をクリアすると、

尾根道となる。

しばらく登り、振り返ると、彦岳が見えた。

雲仙もうっすら見える。

標高が上がると、

ミツバツツジもまだ蕾だ。

この岩場の上のミツバツツジも、

まだ蕾だった。

かなり登ってきた。


やがて稜線に出る。

山頂が見えてきた。

もうすぐ山頂。

天山山頂に到着。

山頂からの眺めを楽しみながら、

私は今日出逢った花々を思い出していた。

ヤマルリソウはもうたくさん咲いていた。


タチツボスミレとのコラボも見ることができた。

セントウソウや、

シハイスミレは、これでもかというくらいに咲いていた。

バイカイカリソウはピークを迎えつつあり、至る所に咲いている。


いいね~

スミレとのコラボをパチリ。

ホソバナコバイモは、ややピークを過ぎた感じ。

それでも美しい花を私に見せてくれた。

美し過ぎる。

ホソバナコバイモとバイカイカリソウのコラボ。

ツクシショウジョウバカマはもうほとんど終わっていたが、
わずかに残っていた花をパチリ。

また来年も咲いておくれ。

フデリンドウも開花していた。

小さな花なのでなかなか見つからないが、

発見できると嬉しい。

モウセンゴケや、

ツクシタニギキョウも姿を現していた。

最後に、シュンラン。

今日は数箇所で花を確認できた。

場所を知らないとなかなか見つけられないが、
発見したときに喜びは絶大だ。

シュンランはこの時期の天山の陰の主役かもしれない。

今日も「一日の王」になれました~


