一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

ミツバツツジが咲き始めた天山 ……シュンランやバイカイカリソウなども見頃……

2024年04月12日 | 天山・彦岳


4月12日(金)

もうそろそろ天山のミツバツツジが咲く頃だと思い、
七曲峠からのルートで登ってみることにした。

出発。


いきなりの急登。
ゆっくり登っていく。


やがて、おだやかな道となる。


このルートにもアオキの花がたくさん。


前方に見えるのは……


ミツバツツジだった。


やはり開花していたのだ。




嬉しい。


庭や公園に咲く色とりどりの園芸種のツツジも悪くないが、
私は山にひっそりと咲くミツバツツジの方が断然好きだ。




新緑の季節なので、
新緑を背景にするとミツバツツジの花が一層映える。


目が喜んでいるのが自分でも判る。


ずっと見ていたい感じ。


まだ先は長いので歩き出す。(笑)
二つ目の急登をクリアすると、


尾根道となる。


しばらく登り、振り返ると、彦岳が見えた。


雲仙もうっすら見える。


標高が上がると、


ミツバツツジもまだ蕾だ。


この岩場の上のミツバツツジも、


まだ蕾だった。


かなり登ってきた。




やがて稜線に出る。


山頂が見えてきた。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


山頂からの眺めを楽しみながら、


私は今日出逢った花々を思い出していた。


ヤマルリソウはもうたくさん咲いていた。




タチツボスミレとのコラボも見ることができた。


セントウソウや、


シハイスミレは、これでもかというくらいに咲いていた。


バイカイカリソウはピークを迎えつつあり、至る所に咲いている。




いいね~


スミレとのコラボをパチリ。


ホソバナコバイモは、ややピークを過ぎた感じ。


それでも美しい花を私に見せてくれた。


美し過ぎる。


ホソバナコバイモとバイカイカリソウのコラボ。


ツクシショウジョウバカマはもうほとんど終わっていたが、
わずかに残っていた花をパチリ。


また来年も咲いておくれ。


フデリンドウも開花していた。


小さな花なのでなかなか見つからないが、


発見できると嬉しい。


モウセンゴケや、


ツクシタニギキョウも姿を現していた。


最後に、シュンラン。


今日は数箇所で花を確認できた。


場所を知らないとなかなか見つけられないが、
発見したときに喜びは絶大だ。


シュンランはこの時期の天山の陰の主役かもしれない。


今日も「一日の王」になれました~

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