一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

牛尾山 ……フキノトウが顔を出し、コゲラ、メジロ、シロハラが飛び回る……

2025年01月30日 | その他・佐賀県の山


1月30日(木)

1月2日に牛尾山に登って以降、
1月13日、21日と牛尾山に行ったのだけれど、
白梅は咲いていなかった。(なのでブログにも書いていない)
牛尾山の牛尾梅林には、真っ先に梅の花が咲く木があって、
それは早ければ1月初旬、
遅くても1月中旬には咲き始めるのだが、
今年はまったく咲く素振りさえ見せない。
〈1月30日の今日ならば咲いているのではないか……〉
と思い、行ってみることにしたのだった。

ここから登り始める。


しばらく登って、


振り返る。


再び登り始める。


だが、梅の花はまったく咲いていない。




どうしたことだ。


この辺りの梅は、もう咲き始めてもいい頃なのだ。


昨年は1月中旬には咲いていたのだ。(2024年1月14日撮影↓)




蕾は膨らんではいるが、一体いつになったら咲くのだろう。


ガッカリしながら、ゆっくり登って行く。






一応、三角点にタッチ。




梅の花は咲いていなかったけれど、


ナズナや、




ホトケノザや、


スミレの花は咲いている。


風景も美しい。




冠雪している天山も見えた。


いいね~


終わりかけのビワの花。
それでも好い匂いを放っていた。


蠟梅も芳香を漂わせていた。




木をつつく音が聞こえたので、目を向けると、
コゲラがいた。


日本で一番小さなキツツキ。
全長15cmほどしかない。


メジロも見かけた。


メジロは梅の花蜜を好み、早春には梅の花を求めて集まってくるようだ。


シロハラもいた。


単独で行動し、地上をピョンピョンと跳ねて獲物を探す。


今日、嬉しかったのは、フキノトウに逢えたこと。




春の訪れが遅いと感じていたので、なおさら嬉しい。




今日も「一日の王」になれました~

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