一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

たった一人の天山 ……キュウシュウコゴメグサやカキランが咲き始めたよ……

2018年07月05日 | 天山・彦岳


7月4日(水)
天気予報は、「雨のち曇り」だったので、
午前中は、運転免許更新などをして、
午後から天山に向かった。
7月1日(日)にも天山に登っているが、
トレーニングのための登山だったので、
花観察があまりできなかったのだ。

大きな台風が過ぎ去って、
林道の倒木や落石などを心配していたが、
木の枝や木の葉の散乱はあったものの、
天川登山口まではスムーズに行くことができた。
予想したことではあったが、
駐車場には一台の車もなかった。


静かな山歩きが楽しめそうだ。


夏草が生い茂り、
登山道が狭くなったような感じがする。


しばらく登ると、
登山道が沢のようになっていた。


いつもの場所でパチリ。


天山山頂に到着。
やはり誰もいなかった。
(下山するまで誰にも会わなかった)


あめ山の上には、雨雲ができやすい。
こういう風景をよく目にする。


稜線もガスっていたが、いざ出発。


ゆっくり花を探しながら歩く。


と、ガスが消え去り、青空が見えた。


展望も得られた。


嬉しい。


稜線には、3日前とは比較にならないほど、ホソバシュロソウが増えていた。


いいね~


ギボウシの花も咲き始めていた。


テリハアカショウマや、


オトギリソウの花も見ることができた。


楽しい。


モウセンゴケはあらゆる場所で見ることができる。


稜線のカキランはまだ蕾。


週末には咲くだろう。


ハンカイソウも、もうすぐ開花。


ヤマサギソウも順調に育って、


舞い始めていた。


蕾の株もあるので、
しばらくは楽しめそうだ。


このままでアクセサリーになりそうなオカトラノオの花を見つけた。
「YURI MIYATA」のアクセサリーを思い出した。(コチラを参照)


そして、ようやくキュウシュウコゴメグサの花が咲き始めた。


早い年は6月中旬には咲くので、今年は少し遅かった。


嬉しい。


別の場所でも見つけることができた。


カワイイ~


いつもの場所で、午後のティータイム。


ここが私の特等席。


今は、傍にはギボウシの花が咲いている。
(秋にはタンナトリカブトの花が咲く)


本日の「天山北壁」。


では、最後に、散歩道の花を少しだけ紹介しよう。

ウツボグサが群生していた。
珍しい花ではないけれど、
これだけ群れ咲いていると美しい。


ヤマアジサイも今がピーク。


普通に撮っても美しいが、


下から撮ると、より美しいことが判った。


別の場所でもパチリ。


青空にも映える。


タマアジサイはまだ蕾だったけれど、


玉が割れたものもあった。


先日見つけたオオバトンボソウを見に行った。


茎が曲がっていたので、
この株は先日見つけたものではなかった。


こちらが先日見つけたオオバトンボソウ。


周囲をよく探すと、次々に見つかった。


こんなにたくさん咲いているとは思わなかった。




嬉しい。


そして、カキラン。
数年前に見つけた群生地へ行ってみると、咲き始めていた。




こちらにも咲いている。


美しい。


こちらも咲いている。


いいね~


今日も「一日の王」になれました~


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