一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

登吾留山 ……キンランの群れ咲く森へ……

2013年05月03日 | 登吾留山
5月2日の夜から、4泊5日の予定で、
長女が子供2人を連れて遊びに来ている。

長女の子供は2人とも男の子なので、元気が良い。
普段は配偶者と2人きりなので、
孫が来ると、とても賑やかになる。

今日(5月3日)の昼間、
娘と孫たちは、買い物がてら、
近くのショッピングセンターで催される「アンパンマンショー」に行った。
素晴らしい天気なので、
私もその間、近くの山を花散策することにした。

新緑がまぶしい季節になった。


マルバウツギや、


アケビの花が咲いている。


カノコソウがたくさん咲いていた。


開花したカノコソウもあった。


よく見ると、美しい。


大きなウマノアシガタを見つけた。
光沢のある黄金色の花びらをみていると、
フクジュソウを思い出す。


ヒメハギや、


フデリンドウや、


ノイバラや、


コツクバネウツギなども咲いている。


新緑の森へ足を踏み入れる。


見上げると、ケヤキの葉。


美しい~


足許には、タニギキョウの群生。


白くて小さくて清楚で可愛い花。


オウギカズラや


ヒメレンゲが咲き始めていた。


フウロケマンは群れ咲いていた。


ヒトリシズカは、もうほとんどが花期を終えていた。


ヤマルリソウは、まだまだ元気。


こちらの新緑も美しい。


ギンリョウソウが顔を出していた。


カンアオイの葉があったので、
葉を分けてみると、
「あった~」




ホウチャクソウは大群落を形成していた。


チゴユリもたくさん咲いていた。


今日は、お初の場所で発見できたので、嬉しい~


エビネや、


キエビネも咲いていた。


そして、キンラン。
これは最初に見つけた花。
登山道脇に咲いていた。


ひとつ見つかると、次々に見つかった。


横から撮ると、こんな感じだけど、


上から撮ると、また違って見える。


たくさん花をつけたものも美しいけれど、


たった一輪の花も、得も言われぬ美しさ。


ちょっと恥ずかしがってる……かな。(笑)


こちらは、
「一体いくつ花があるんじゃ~」
と言いたくなるほど花をつけたキンラン。


木の陰にひっそり佇むキンラン。


キンランがこんなにたくさん咲いている森も珍しい。


存分に楽しませてもらった。


ありがとう!


蕾も多かったので、もうしばらくは楽しめそう。


4時間ほど花散策をして家に帰ってくると、
ほどなく娘と孫たちも帰ってきた。
「ジイジ、あのね……」
家の中が再び賑やかになった。

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