1月6日(日)
佐賀県武雄市の猪熊山には、
2017年12月03日に一度登っている。
2019年(亥年)になったので、
あらためて猪熊山に登ることにした。
猪熊山は、標高131mの超マイナーな山。
かつては猪隈城という山城があったようで、
所々に曲輪の跡らしきものも見られるが、
今や道らしき道もなく、
ほとんどヤブ漕ぎでしか登ることができない。
老人ホームの横から登る山道があるらしいが、
それも途中で途切れているらしい。
わざわざ老人ホームの敷地内に入っていくのも嫌なので、
前回登ったルート(とは言えないが)を今回も登ることにする。
朝日ダムのダム湖の畔に車を駐め、ここから歩き出す。
この道の先に老人ホームがあるが、
私は、電柱のある所から左へ入って行く。
ここから入って行く。
少し歩くと、
右側に、イノシシを捕獲する檻が設置してあった。
さすが猪熊山だ。
イノシシが多いようだ。
檻のすぐ先から、右側へ登って行く。
とにかく上を目指して行けば山頂にたどり着くと思い、
前回同様、適当に登って行く。
道はないが、小さな山なので、迷うことはない。
(それでも、山慣れしていない人や初心者は要注意!)
尾根に乗って、尾根から外れないように登って行く。
いくつもの木が集まったような大木があった。
見上げる。
一度登っているので、見覚えのある箇所もある。
直径15cmほどの太い蔦が、白蛇のようにうねっている。
その先を追うと、
天空へと伸びていた。
もしかして、樹木なのか……
同じようなものが、いくつも天空へと伸びていた。
イノシシの寝床のようなものもあった。
ここがピークかと思いきや、
登り切ると、その先にもピークが見え、
その先に山頂があった。
猪熊山山頂(131m)に到着。
手づくりの標識は130mとなっているが、
131mが正しいようだ。
山頂からはほとんど展望は得られないが、
葉を落とした木々もあり、
冬の今ならば少しの展望が得られる。
来た道(らしい道はないが……)を戻る。
出発地点に戻ってくる。
往復45分ほど。
小さい山であるが、
自然林が多く残っており、
見た目よりも山歩きを楽しめる山であった。
ダム湖の彼方に、鬼ノ鼻山から聖岳への稜線が見えた。
ダム湖には水鳥がたくさんいた。
湖畔を歩いて行く。
シロバナタンポポがあちこちに咲いている。
いいね~
こちらは、徳連岳方面。
ダム湖を入れて、猪熊山を撮る。
こうして見ると、なかなか素敵だ。
昨日から、娘たちや孫たちが遊びに来ているので、
今日はこれから急いで帰る。
短い時間ではあったが、けっこう楽しめた山歩きであった。
今年の干支の山に登れて、
今年も良い年になりそうだ。
今日も一日の王になれました~