一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……チゴユリ、ハナイカダ、エビネ、カノコソウなどが咲き始めた……

2022年04月23日 | 近くの里山


4月22日(金)

明日から天気が崩れるとのことなので、
晴天の今日の午前中に、近くの里山を散歩(山歩)することにした。

こんな自然が、
家のすぐ近くにあることの幸せ。


まずは、ハナイカダの森へ。


おっ、咲いてる~


葉に花があることの不思議。


【ハナイカダ】
葉の上に花が咲くのが特徴の落葉性の低木で、
高さは1.5~3メートル程度、太くはならない。
雌雄別株。葉の表面の主脈の中央付近に淡緑色の花をつける。
花とは、本来は一つの枝の先端に生殖用の葉が集まったものであり、
芽の出来る位置に作られる。
従って通常は葉に花が付くことはない。
ハナイカダの場合、進化的には花序は葉腋から出たもので、
その軸が葉の主脈と癒合したためにこの形になったと考えられる。
名前の由来は「花筏」であり、花の載った葉を筏に見立てたものである。



この森には幾本ものハナイカダの木があって、楽しい。


白い蕊がはっきり判るものもあった。


ズーム。






なんて可愛いんだろう。


次は、エビネの咲く森へ。




エビネは、まだほとんどが蕾だった。


蕾の色が変わり始めているものもあった。


開花している株はないか……と探すと、


「あった~」


嬉しい。


キエビネの株もあった。


同じ場所に、ジロボウエンゴサクも咲いていた。


見上げると、ミツバツツジが咲いていた。


いいね~


ヤマツツジも開花していた。


ムベの花も咲いていた。


よく見ると、美しい花だ。


カノコソウがもう姿を現していた。


開花間近のものもあった。


ホウチャクソウの花はあちこちで見かけたが、これは……


ナルコユリのようだ。
ナルコユリもついに姿を現したのだ。


ツクシタニギキョウも咲いていた。


小さくて可愛い。


そして、チゴユリの咲く森へ足を踏み入れる。


開花しているかどうか心配していたのだが、
見事に開花して私を待っていてくれた。


あっちにも、


こっちにも、
広範囲に咲いている。


一様に下を向いているので、


下から覗き込んでパチリ。


こちらの花も、


下からパチリ。


蕊が異様にデカイ。(笑)


でも、美しい。


今日も「一日の王」になれました~


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