一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……オオバノトンボソウ、ヤブムラサキなどの花々を愛でながら……

2024年06月19日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山


6月18日(火)

八幡岳には、6月2日(日)に登っている。
そのとき、開花前のオオバノトンボソウを見た。




あれから半月余りが経過したので、
その後、オオバノトンボソウがどうなっているかを確かめたくなった。
本日の天気は、「雨のち晴れ」。
早朝に雨は止んだので、早速、八幡岳に向かったのだった。

いつものように大平展望所で“蕨野の棚田”を見る。
前回、水田だった棚田も、


苗が育ち、半月ほどで、緑色の棚田に変化しつつあった。


池高原に到着。


いつもの場所で、パチリ。


今日もここからとりつく。




ゆっくり登って行く。


一度、車道に出て、ここから再び登山道へ入る。


この入口に、八幡岳についての案内板がある。


荒れた箇所もあるが、


雰囲気の好い道もある。


最後は、車道に出て、しばらく登り、




山頂へ向かうために、ここを左折。(右は展望所)


フェンス横の狭い道に入って行く。


長く続いていた工事も終わり、
右側のコンクリートの道を進む。(右は従来の山頂への道)


ここから、山頂へ。


八幡岳山頂に到着。


ガスっていて、ほとんど見えなかったので、山頂横の鉄塔をパチリ。


展望所に移動するも、


ここでもわずかに中腹の集落が見える程度だった。


花は少なかったが、出逢うことのできた花々を少しだけ紹介しよう。
ヤブムラサキの木があった。


蕾が多かったが、よく探すと、開いた花も見つかった。


小さくて、可愛くて、


美しい花だ。


ハナイカダの花は終わっているが、


実になっても可愛い。


つい撮りたくなってしまう。


八幡岳でもオカトラノオが咲き始めていた。


なんと、ヤマハッカも咲き始めていた。


ハンカイソウは開花間近。
「早く、早く!」


そして、目的の花、オオバノトンボソウ。




やっと、開花し始めた……って感じ。


半月も経つのに、これくらいしか開いていなかった。


それでも、飛び始めたトンボを激写。


何枚も撮る。


こちらは別の株。


少し背が低かった。


また見に来たいと思った。


今日、嬉しかったのは、この花に出逢えたこと。
ツク〇ガ〇ワ。


まさかこの花が咲いているとは思わなかった。




森の中でひっそり咲いていた。


小さなオキナグサのような感じ。


今日も「一日の王」になれました~


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