一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……ナガバノスミレサイシンやシュンランが咲き始め、いよいよ春本番……

2022年04月09日 | 天山・彦岳


4月8日(金)

朝から雲ひとつ無い晴天。
こういう日は、どうしても天山に登りたくなる。(笑)

山は一日一日変化している。
本当は毎日でも登りたいほどなのだ。

いつものように天川登山口から出発。


ついこの間までは裸木ばかりだったのに、
標高の高い天山でも、ついに新緑が……




あめ山分岐の周辺には、


満開のアセビの木があった。


いいね~


天山山頂に到着。


晴れてはいるが、南側は霞んでいて遠望はきかず。


さっそく花散策へ。


誰にも会わないのが好い。


シハイスミレ、


セントウソウ、


ツクシショウジョウバカマも咲いている。


ホソバナコバイモはピークを迎えている。




可愛い。


咲き始めのバイカイカリソウも数が増えてきた。
一輪、


二輪、


三輪、


四輪。


下からもパチリ。


彦岳が見える所まで行って、引き返す。


いつもの場所で、


こんな風景を見ながらランチ。


本日の「天山壁」。


山頂へ戻り、“私の散歩道”へ。


新緑が眩しい。


山桜の若葉も美しい。


ジロボウエンゴサクが天山でも咲き始めた。


上品な色合い。


ユリワサビの花は山盛り。


コガネネコノメソウもたくさん咲いていた。


大好きな花なので、何枚も写真を撮る。




ツクシショウジョウバカマや、


シロバナタチツボスミレを見ながら、


ナガバノスミレサイシンの群生地へ。
残念ながら葉は出ているものの、花はまだ咲いていなかった。
だが、懸命に探すと、一輪だけ開花したナガバノスミレサイシンを見つけることができた。


嬉しい。


陽当たりの良い場所では、
フキノトウや、


咲き始めたばかりのシュンランも見ることができた。


いいね~


最後は、この花の群生地へ。
咲き始めの頃は錆色の葉だが、やがて緑色の葉に変わる。
この時期の錆色の葉が好きなので、何度でも訪れたい。


もちろん花も好きだ。


なんて可愛くて、


美しいんだろう。


天山でこの花を見ることができることに感謝。






今日も「一日の王」になれました~


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