一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

登吾留山 ……サクラツツジに逢いたくて……

2015年05月10日 | 登吾留山
3年前(2012年)の4月16日から18日の3日間、
「ゼロ to ゼロ」屋久島単独完全縦走(←クリック)をした。
素晴らしい3日間で、
今でも思い出すとニヤニヤしてしまうほど、
幸福感に満たされた完璧な縦走であった。

この縦走時、
サクラツツジに出逢った。


雨に濡れたサクラツツジは清潔な色気があり、
その美しさにすっかり魅了されてしまった。


屋久島から帰って、
サクラツツジについて調べてみると、
佐賀県の登吾留山にも咲くことが判った。
しかも、この地は、サクラツツジの北限とのこと。

「いつか逢いに行こう」
と思いながら、早3年、
「今年こそ」
と思い、今日、逢いに行ってきた。

羊歯植物の多い山であった。


群生していると、なんとも美しい。


ねっ。


沢沿いの道を歩いていたら、


サクラツツジの花弁が……


こちらにも……


見上げると、サクラツツジの木があった。




だが、遠くて、私のデジカメでは、撮るのが難しい。




なんとか近寄って、激写。


ズーム。


もっとズーム。
3年ぶりの再会。
逢えて、嬉しい~


さらに登って行く。


岩の多い山でもある。


開けた場所に出た。


美しい蝶や、


ほんのりピンクのギンリョウソウに出逢った。


白い花を探しながら歩いていたら、


目の前にその花はあった。


こんなに近くで見ることができるとは思わなかった。


いいね~




よく見ると、花の中心部は、ほんのり桜色。


美しい~


サクラツツジを存分に堪能して、


登吾留山を後にした。


次に向かったのは、
別の登吾留山。(笑)
ナワシロイチゴが出迎えてくれた。


カノコソウが咲き始めており、
こちらは、一輪開花。


こちらは、二輪開花。


もちろん、たくさん開花したものもある。


オドリコソウもたくさん咲いていた。


こちらは、白花。


ヒメレンゲや、


ハナイカダにも出逢った。


イチヤクソウは、開花間近。


キンランは、たくさん咲いていた。




エビネはピークを迎えていた。
あっちにも、


こっちにも咲いている。


目移りしそうなくらい……


キエビネにも逢うことができた。


今日も「一日の王」になれました~


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