6月3日(金)
約3週間前(5月10日)に、咲き始めのミヤマキリシマの花を楽しんだが、
そのミヤマキリシマもピークを過ぎ、
そろそろ終焉を迎えている頃だ。
登山者も減っているだろうし、
静かな山歩きが楽しめるに違いない。
今日は七曲峠から歩き、
今年最後のミヤマキリシマをじっくり楽しみたいと思った。
出発。
美しい緑のトンネルを抜けて行く。
急坂を経て、
尾根道へ出る。
振り返ると、彦岳が見えた。
軽快に歩いて行く。
スイカズラがたくさん咲いている。
ヤマツツジもお目見え。
印象深い枯れ木越しに彦岳を眺める。
最後の急登。
ヤマツツジも多くなり、
この辺りからミヤマキリシマも姿を現した。
タンナサワフタギも咲いている。
いいね~
この辺りから眺める彦岳がカッコイイ。
楽しみにしてきたヤマボウシの木(右側の木)には、
花はほとんどなかった。(ハズレの年か?)
わずかに咲いていた花をパチリ。
足もとにはタツナミソウがたくさん咲いていた。
背振山系を背景にパチリ。
ミヤマキリシマも、
ヤマツツジも、
終焉を迎えているものの、咲いている花もまだまだ多く残っている。
背振山系を背景に撮ると、なんとなく絵になる。(笑)
稜線のミヤマキリシマ。
私を待っていてくれた。
嬉しい。
楽しい。
食虫植物のモウセンゴケは、
梅雨が近づき、数を増してきた。
近くの山の、静かな稜線で、
ミヤマキリシマを見ることができる歓び。
ミヤマキリシマとヤマツツジの“最後の饗宴”を存分に堪能することができた。
もうすぐ山頂。
天山山頂(1046m)に到着。
山頂にも誰もいなかった。
晴れてはいるが、霞んでおり、
多良山系や雲仙の山々は見えなかった。
佐賀平野の“麦秋”がわずかに確認できた。
ヤマツツジや、
ミヤマキリシマを見ながら、
いつもの場所へ。
こんな風景を見ながらのランチ、
最高だった。
今日も「一日の王」になれました~