一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山(七曲ルート) ……ミヤマキリシマとヤマツツジの“最後の饗宴”を楽しむ……

2022年06月04日 | 天山・彦岳


6月3日(金)

約3週間前(5月10日)に、咲き始めのミヤマキリシマの花を楽しんだが、
そのミヤマキリシマもピークを過ぎ、
そろそろ終焉を迎えている頃だ。
登山者も減っているだろうし、
静かな山歩きが楽しめるに違いない。
今日は七曲峠から歩き、
今年最後のミヤマキリシマをじっくり楽しみたいと思った。

出発。


美しい緑のトンネルを抜けて行く。




急坂を経て、


尾根道へ出る。




振り返ると、彦岳が見えた。


軽快に歩いて行く。


スイカズラがたくさん咲いている。


ヤマツツジもお目見え。


印象深い枯れ木越しに彦岳を眺める。


最後の急登。


ヤマツツジも多くなり、


この辺りからミヤマキリシマも姿を現した。


タンナサワフタギも咲いている。


いいね~


この辺りから眺める彦岳がカッコイイ。


楽しみにしてきたヤマボウシの木(右側の木)には、
花はほとんどなかった。(ハズレの年か?)


わずかに咲いていた花をパチリ。


足もとにはタツナミソウがたくさん咲いていた。




背振山系を背景にパチリ。


ミヤマキリシマも、


ヤマツツジも、
終焉を迎えているものの、咲いている花もまだまだ多く残っている。


背振山系を背景に撮ると、なんとなく絵になる。(笑)


稜線のミヤマキリシマ。


私を待っていてくれた。


嬉しい。


楽しい。




食虫植物のモウセンゴケは、


梅雨が近づき、数を増してきた。


近くの山の、静かな稜線で、


ミヤマキリシマを見ることができる歓び。




ミヤマキリシマとヤマツツジの“最後の饗宴”を存分に堪能することができた。


もうすぐ山頂。


天山山頂(1046m)に到着。


山頂にも誰もいなかった。


晴れてはいるが、霞んでおり、
多良山系や雲仙の山々は見えなかった。


佐賀平野の“麦秋”がわずかに確認できた。


ヤマツツジや、


ミヤマキリシマを見ながら、


いつもの場所へ。


こんな風景を見ながらのランチ、


最高だった。


今日も「一日の王」になれました~


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