一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

倉木山・タデ原湿原 …ナンバンギセルとヒゴタイとギンバイソウに逢いたくて…

2011年08月07日 | その他・佐賀県外の山
リーフさんとビスターリさんの案内で、倉木山とタデ原湿原を歩いてきた。
招待されたのは、平六さんと私(タク)。
午前7時に佐賀の某所で待ち合わせ。
ビスターリさんの車で、一路、倉木山へ。
倉木山といえば花の名峰。
どんな花に逢えるか楽しみだ。
今日は、それぞれに逢いたい花があるようだ。
平六さんは、巨大ナンバンギセル。
私は、ヒゴタイ。
リーフさんは、(内緒にしていたみたいだが)ギンバイソウ。
8:30
登山口の駐車場に到着。
ガスってはいるが、雨は降っていない。
さっそく登山準備&ストレッチ。


8:40
出発。


雨乞牧場から山頂まで往復2時間ほど。
今日は花散策登山なので、その倍ちかい時間はかかるだろう。(笑)


登山道にはソバナがたくさん。
ソバナ・ロードだ。


それに、アソノコギリソウ、


フシグロセンノウ、


今年初見のヤマホトトギス、


私の大好きなクサアジサイ、


ミズタマソウの仲間のタニタデ、


可愛いヤマジオウ、


色の濃いヤマジオウ、


ホソバノシュロソウ、


シギンカラマツ、


リーフさんがぜひ見たかったというギンバイソウ、


こちらは、純白のギンバイソウ。(美しい~)
本当に、倉木山は、花の名峰だ。


少し明るくなってきた。


緑も美しい。


ママコナ、


ハバヤマボクチ、


そして、私が逢いたかったヒゴタイ。
嬉しい~


山頂はもうすぐ。


10:18
倉木山山頂に到着。


山頂でもザックを下ろして花散策。
ホソバノヤマハハコが群生していた。


もうすぐ開花。


密かに逢えないかな~と思っていた、ヒロハトラノオ。
可憐。


クサフジの得も言われぬ色合い。


来るのが早すぎたのか、山頂に着くまでナンバンギセルは見なかった。
ビスターリさんが時間をかけて懸命にナンバンギセルを探して下さった。
「まだ蕾だけど、見つけたよ~」
の声に、駆けつける平六さんと私。
お~、可愛い~


「こっちは、もう煙管(キセル)の形をしているよ」
「あっ、ホントだ~」
大喜びの平六さんでした。


10:55
昼食は、リーフさんとビスターリさんがソーメンを御馳走して下さることに……
なんと桶まで運び上げて下さっていたとは……感謝、感謝!
美味しかった~



11:23
下山開始。
また花を見ながらゆっくり歩き。
平六さんの大好きなカワラナデシコ、


登りでは気づかなかったムカゴソウ。
地味だけど、ラン科の花。


チダケサシも美しい~


倉木山は展望の山でもあるのだけれど、由布岳は最後まで顔を見せてくれなかった。
でも、大満足!


この後、長者原のタデ原湿原へ移動。


ヒゴタイを心ゆくまで堪能する。


三俣山とツーショット。
イイね~


その他、サワギキョウや、


シモツケソウや、


クサレダマなどを楽しんだ。


佐賀に帰ってきて、別れる間際、平六さんから手造り味噌を頂いた。
手書きのラベルまで貼ってある。
「賞味期限 不明」というところが、私の配偶者に大ウケ。


帰宅後、さっそく味噌汁を作った。
とても美味しく、感心した。
配偶者や娘にも大好評!
秋の八幡岳自然観察会の豚汁が、俄然楽しみになってきた。


リーフさん、ビスターリさん、平六さん、
今日はとても楽しかったです。
ありがとうございました。
また御一緒しましょう!

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