一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山(七曲ルート) ……ホソバナコバイモやセントウソウが咲き始めた……

2023年03月11日 | 天山・彦岳


3月10日(金)

久しぶりに七曲峠登山口から天山に登ってみることにした。
このルートでも春の花が咲き出しているに違いない。


最初の急坂を登り切ると、
雰囲気の好い平坦な道となる。


軽快に歩いて行く。


ガスってきて、


幻想的な雰囲気に変わる。


ここから急登。


ここを登り切ると、


尾根道に出る。


途中、ガスが消え、青空も見えた。


楽しくて仕方がない。




稜線に出る手前から、再びガスってきて、


稜線に出ると、青空が消えた。


ゆっくり歩いて行く。




山頂が見えてきた。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


あめ山を撮るが、雲がかかっていて見えず。


来た道を引き返し、


いつもの場所で、


こんな風景を見ながらランチ。


弁当は、小城の「ほたるの郷」で買ったもの。
税込みで230円。「安い!」、そして「美味しい!」。


復路は、往路で見えなかった彦岳を見ながら下って行った。






樹林帯に入ると、陽が差してきて、明るい道となった。


では、本日(七曲ルートで)出逢った春の花を少しだけ紹介しよう。
まずはツクシショウジョウバカマ。
このルートではまだ開花していなかったが、もうすぐのようだ。


シュンランもまだ蕾。
こちらはもう少し時間がかかりそうだ。


いろんな種類のスミレが咲き出していた。




フキノトウも顔を出していた。


そして、セントウソウ。


「仙洞草」と書き、
名前の由来はわからないとされているが、
早春に、他の花に先んじて咲くことから、
「先頭」という意味の名前が付いたという説もある。




小さな花だが、
よく見ると、薄紫色の雄蕊の葯が美しい。




本日の目的の花・ホソバナコバイモを探すが、なかなか見つからない。


見つかっても蕾ばかり。








これは少し開いている。


こちらも少し開いている。


これは開花していると言っていいでしょう。


ホソバナコバイモは保護色なので、なかなか見つからないが、
目が慣れてくると、次々に見つかった。




可愛い「春の妖精」。


今日一番の(美形の)ホソバナコバイモを探す。


この花に決定!
花と広げた葉とのバランスが絶妙。


今日も「一日の王」になれました~


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