一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

登吾留山 ……ホソバナコバイモやシュンランが咲き乱れる近くの山へ……

2012年04月08日 | 登吾留山
今日も何かと多忙な一日。
午前中の寸暇を縫って、近くの山へ。
この登吾留山には、ホソバナコバイモが咲く。
背振山系や多良山系や天山などでは、そう珍しくもない花であるが、
近くの低山となると、話は別である。
数年前、この山でホソバナコバイモと出逢った時の感激は、
今でも忘れることができない。
それから毎年春になると、この登吾留山に、
ホソバナコバイモに逢いに訪れている。
今日は歩く範囲を広げ、
ホソバナコバイモがどの辺りまで咲いているのか、調べてみたい。

眺めの良い山である。


山頂から続く尾根道を発見。
こんな道があったんだ~


おっ、咲いている。


今年は、例年に比べ、花の数が多いような気がする。


美しい!


フキノトウや、


ユリワサビや、


セントウソウも咲いている。


ホソバナコバイモに食べられそうなセントウソウ。(笑)


ずんずん歩いていろんな所を見て回ったが、
思った以上にホソバナコバイモの分布が広範囲にわたっている。


嬉しい限り。


今日は、もうひとつ発見があった。


シュンランの群生地を発見したのだ。


これらが全部咲いたら見事だろうなと思った。


来年の楽しみが倍増した。

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